【ウイニングイレブン プレーメーカー2008】Wiiリモコンとヌンチャクで自在にゲームを組み立てる
翻訳校正:川村インターナショナル
GameSpot スコア
| 操作性 | 8 | |
| ビジュアル | 8 | |
| サウンド | 8 | |
| 満足度 | 8 | |
| 独自性 | 8 |
わかりやすさ: 30〜1時間
ローカルマッチは1人または2人プレイのみ可能である。4人プレイに対応していなのは残念だが、画面上でのアクションに伴うポインティングやラインが多くなりすぎるとゲームが混乱するので仕方ないだろう。カップモードとリーグモードでは、国内外のチームを使用してお気に入りのカップ戦やリーグを再現することができる。ニンテンドーDS版と同様、このWii版でもシリーズおなじみのマスターリーグモードは省かれ、代わりにまったく趣向が異なるチャンピオンズロードという妙な名前のモードが追加された。このモードでは、試合に勝つという通常の目標に加え、試合中に一定の数のパスを出す、できるだけ少ない得点で勝利するなどのミッションが課せられる。このモードも面白いことは面白いのだが、もっとシンプルでありながら奥が深いモードが欲しいところだ。
チュートリアルは長いが、今作独特の操作システムのマスターに必要不可欠だ
Wiiのインターネットサービスは過去に批判を浴びてきたものの、ウイニングイレブン プレーメーカー2008をオンラインでプレイするにはWiiが最高のハードであることは間違いない。対戦相手がなかなか見つからないことはあるものの、相手を見つけてしまえばタイムラグが発生したり、速度が遅くなったりすることはほとんどなく、非常にプレイしやすい。コードを登録して友人とプレイすることも、見知らぬ相手とプレイすることもできる。対戦相手の検索も、通信状況を優先したり、対戦可能かどうかを優先したりするマッチメイク設定が用意されている。オンラインサービスは非常にシンプルなもので、1つの試合に参加できるのは2人のみ、音声通信やオンラインランキングもないが、それでもやはり楽しめる。PLAYSTATION 3版やXbox 360版と比べれば、奇跡と言っても過言ではない出来である。
表現方法という点ではシリーズを通じて優れているとは言えなかったが、Wii版ではまずまずの結果を出している。メニューシステムは論理的にレイアウトされ、すべての情報に簡単に行き着くことができる。試合そのものも見た目も良い。ただし、メニューの音楽は平凡で繰り返しが多い。Peter Brackley氏とMark Lawrenson氏による実況も、アクションを的確に表現できていない(編集部注:日本版ではジョン・カビラ氏が実況を担当する)。グラフィックは、特に解像度を480pでプレイした場合はPlayStation 2版より若干良い程度で、PlayStation 2版と同様のアニメーションシステムにより選手達の体の動きがリアルに表現されている。チームライセンスの問題はいまだに解決されておらず、イングランド・プレミアリーグの大部分はLondon FC、Man Red、Teesideなど架空のチームで構成されている。ただし選手のデータはほぼ最新であり、実名が使用されているため、これはあまり大きな問題ではない。
Wii版ウイニングイレブン プレーメーカー2008で賭けに出たKONAMIだが、その賭けは成功したと言える。試合の流れをよりスムーズにする操作システムはマスターする価値があり、ほかのバージョンとはまったく異なる楽しさが味わえる。ディフェンスの操作など今後改善すべき問題もあるものの、Wiiリモコンを使用したピッチ上での選手の移動やパスの操作は、驚くほど自然に行うことができる。また、オンラインモードの完成度も高く、一番のおすすめのモードと言ってもいいほどである。マスターリーグモードがないのは残念だが、ウイニングイレブン プレーメーカー2008は、サッカーゲームに対する斬新かつ優れたアプローチを実現している。
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