これぞTOP of 須田剛一ゲーム【ノーモア★ヒーローズ】プレミアムマスコミレビュー試遊会
マーベラスエンターテイメントとグラスホッパー・マニファクチュアは2007年11月23日、東京渋谷club asiaにてマスコミ関係者向け試遊「NO MORE HEROES プレミアムマスコミレビュー試遊会 〜殺し屋稼業も楽じゃない 今日という日はトラヴィスも勤労感謝!?〜」を開催した。
本イベントは、2007年12月6日に発売されるWii「ノーモア★ヒーローズ」のメディア関係者向け先行体験会。会場にはメディア以外にも抽選による一般参加者も招待されており、同作をいち早く体験したいというユーザーが足を運んでいた。
会場には試遊台が5台設置されており、作中に登場するボスキャラクター、デストロイマン、ドクター・ピース、そしてランキング10位の男とすぐさま戦える特別仕様の試遊台や、本作の序盤をプレイできるといったオーソドックス台を用意。来場者がそれぞれ順番に本作をプレイしていた。本稿では、イベントレポートをお届けする。
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体験プレイも一通り終了した後、本作の代表として、販売元のマーベラスエンターテイメントからはエグゼクティブプロデューサー 和田康宏氏が、開発元のグラスホッパー・マニファクチュアからは代表取締役兼同作ディレクターの須田剛一氏が登壇。
MC司会の元、開発の苦労話などのトークショーが行われ、クリエーター同士の衝突などといった人間関係をはじめ、和田氏からは「須田さんのゲームは、発売が2年遅れるよとまわりにいわれていたけど、半年くらいでなんとかなるという自負はあった」と投げられ、須田氏からは「いやいやとんでもない、誰がそんなことを言っているんですか(笑)」といった軽快なトークなども交わされていた。
また「Wiiのゲームは、“Wiiリモコンを使う”ということにとらわれすぎているが、ゲームプレイはリモコンがあるともっと楽しい」ような作品にしたいといったコンセプトの話や、「リモコンだけだとボタンが少ないため、ヌンチャクも採用しました」といったインターフェース周りの話なども披露。
そのほかにも、5か月前の(開発中の)本作を須田氏と親しいゲームクリエーターM上氏にプレイしてもらったところ“これは悪い意味でヤバイ作品だ”とコメントをもらっていたが、5か月後の開発バージョンでは「これは良い意味でイケてます」と褒めてもらって嬉しいといったものなども聞くことができ、来場者を笑わせていた。
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| マーベラスエンターテイメント「ノーモア★ヒーローズ」エグゼクティブプロデューサー 和田康宏氏 | グラスホッパー・マニファクチュア代表取締役「ノーモア★ヒーローズ」ディレクター 須田剛一氏 |
トークショーが終了し質疑応答の時間では、ユーザーから本作のキャラクターデザインを手がけたコザキユースケ氏、コヤマシゲト氏を起用した理由や、ゲーム業界に入ってから感じたギャップなどが投げかけられていた。
イラストレーターの両氏の起用理由は須田氏が面識があり、今回のゲームイメージにマッチしたとオーソドックスな答えではあったが、ギャップの部分は和田氏から「たとえ面白いゲームであっても容易に販売本数が伸びるようなことはなく、色々な要素が絡まないと本数は伸びない。求められているものが売れるものだとは思うが、ここのギャップを少なくしていくのは大変だ」といった発言が印象的だった。
海外では人気の高い須田氏の作品だけに、日本でも売れてほしいというジレンマがあるようだ。
そのほかにも、質疑応答とは異なるが2007年4月に開催された「grasshopper manufacture presents HOPPER’S vol.2 “SNAKE vs. ZOMBIE”のようなイベントを未成年でも参加できるようににしてほしい」といった要望などもあり、これに対し須田氏は「グラスホッパー・マニファクチュアは、来年3月で10年を終え、11年目を迎えます。2008年夏以降に記念イベントを行いたいとコメントしていた。」。 おそらくHOPPER'S Vol.3のことだろう。
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イベント終了後、和田氏、須田氏の両名に「ノーモア★ヒーローズ」の自信について伺ったところ、和田氏からは「ノーモア★ヒーローズは、これぞTOP of 須田剛一ゲームと言える作品です。我々はフイていたわけではなく、本当にいいものを作ったと言ってもらえる作品を出したと思います。」
須田氏からは「リモコンを振りまわすだけが、Wiiのゲームではなく、Wiiってこうやって遊ぶと面白いんだという作品にしました。ぶっちゃけていうと今回は本当に数字(販売本数)が欲しいですね。」
また両氏から、「今回のイベントでユーザーさんが遊んでいるのを見て、本作の面白さが自信から確信になりました。みなさんぜひ買って遊んでください」とコメントしていた。
Wiiリリース当初は、単純にリモコンを振るといった動作を多用する作品が多かったが、発売1年が経過し、Wiiリモコンが持つ独自のインターフェースを上手く利用した作品を見受けるようになってきた。本作もその一本といえるのではないだろうか。
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イベントプログラムも終了し、その後は閉場まで試遊台の解放も行われ、ドリンクや軽食を楽しみつつ、遊び足りなかった来場者が本作を楽しそうにプレイしていたのが印象的なイベントだった。
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