【ニッポンのあそこで】制作ディレクター西沢氏と行く、稚魚スポットの旅
―さぁ、それでは最後の稚魚スポットに参りましょうか。最後はどちらに?
西沢氏:『北とぴあ展望ロビー』に行きたいと思います。王子駅のちょっと先ですね。こちらもすぐ着くと思いますので、早速向かいましょう。
―北区に展望ロビーがあるっていうのも初めて知りました。
西沢氏:都心だと高いビルだらけなんで、よほど高いビルじゃないと展望ロビーならないですよね。でもこういうあまり高い建物が無い地域では、意外とサクっと出来てしまうのでは。ちなみに『練馬区役所展望ロビー』というスポットも稚魚が情報を持ってますよ。
―練馬区住民ですが知りませんでした。稚魚が情報を持っているというのも、このゲームらしい表現ですね。
西沢氏:そういえば、ゲーム部分についてはあまり語っていませんね。
―そういえば濃ゆい話ばかりでしたね(笑)。そもそもなんでこの様なゲーム性になったのでしょうか。
西沢氏:日本地図上でゲームが出来たら面白いだろう、というのは最初にお話したとおりです。そこで考えた時に、地図をいじれるゲーム性があってもよいのではないかと考えました。ただあまりユーザーがいじれる要素を入れ込み過ぎると、地図としてどうなのという点が出てきてしまいます。地図であることは変わりないので、最初からスポットや検索は必要です。それ以外のところでどうにか遊ぶことは出来ないかと。そうしたジレンマの中で、ある程度設定の決まっていたナビッチュに日本を巡らせながら、ユーザーさんにゲームを遊んでもらおうというところに着地しました。
―そして日本調査しながらのルーレット・バトルに発展したと。
西沢氏:そうですね、ユーザーさんにゲームをやって頂く上で気をつけたことがいくつかあります。決してユーザーさんの負担にならないもの・すごく単純で分かりやすく、他人がやっていてもすぐに分かる程度のものである点です。そうやって色々とアイデアを出していくうちにルーレット・バトルになりました。
―確かに最初のミッションをやってしまえば、誰でもゲームの流れは理解できますね。
西沢氏:それが狙いでしたし、うまくいったかなと思っています。
<歩くこと数分>
―王子駅を通過したので、そろそろでしょうか。
西沢氏:ありましたよ、『北とぴあ展望ロビー』に到着です。実際は17階まで上がらないといけませんが。早速向かいましょう。
6:「北とぴあ展望ロビー」
―それほどの高さにないせいか、エレベーターも普通の感じでしたね。
西沢氏:下手なオフィスビルの方が高いし、その分速いエレベーターを設置してますからね。さぁ到着しましたが・・・、ちゃんと展望してますよ! こちらは都心方面ですね。
―予想以上の見晴らしの良さです。
西沢氏:周りに高いビルがないと、十分視界が開けますね。東京タワーぐらいまで見えますね。この展望ロビーは3面ガラス張りなので、都心方面・荒川方面・練馬方面が楽しめるようです。
―ここも稚魚スポットなんですよね。
西沢氏:ビルとしては、どうしても都心の方に負けてしまいますからね。しかし、この展望ロビーは穴場だ。結構、人も来てるみたいですし、子供を連れてくるにはちょうどいいんじゃないでしょうか。
―稚魚スポットも様々ですね。
西沢氏:場所によっては橋とか墓ばかりですが、今回はちょうどよく色々なスポットを回れましたね。
―足は疲れましたけど、「ニッポンのあそこで」片手にお散歩するのもアリですね。
西沢氏:アリというかオススメです! もちろん稚魚スポットを巡るなんてマニアックな楽しみ方もいいですが、まずは釣り上げたスポットのなかで気になるところに行ってもいいですし。そもそも関係なしにお散歩して、気になったところを逆にスポットととして登録していくのもとても楽しい。
―今回の道中も常にPSPを手に持ってましたしね。
西沢氏:無駄に写真をとって、スポットに貼り付けていくだけでも面白いんですよ。その時だけでなく、後になって見返すともっと面白い。使い方はいくらでもあるので、まずはお出かけにPSPと『ニッポンのあそこで』を持って行ってはいかがでしょう?というのが、私からのメッセージです。
―今日は長々とありがとうございました。
西沢氏:ユーザーの方に楽しさを伝える為ならなんでもしますよ。ありがとうございました!
―さあ、会社に帰りましょう。
西沢氏:まずは喫茶店で今日の反省会しましょう。。。ていうか、歩き疲れました。。。
おしまい
お二人ともありがとうございました。ゲームの生い立ちから、遊び方まで伝わってくるすばらしい道中記でした。
ちなみに著者も本作を1週間ほど持ち歩いて遊んでみた。平日は会社の近場の食事処を何カ所か登録したり、休日は久しぶりに友達と遊びに行った場所を登録したりと、日記代わりにスポット登録をしてみたが面白かった。
他の編集部員のスポットを見ると、地元もんじゃ焼き屋マップ、オタクスポットマップなど個性のある登録があった。この登録が「PetaMap(ペタマップ)」で共有されるというのも、このソフトの特徴といえるだろう。
今日発売のこのソフト。PSPと一緒にぜひ持ち歩いてみてはいかがだろうか。
GameSpot Japanでは、プロモーションムービーもこちらで公開中。いろいろなコスプレのナビッチュや、ノリノリの音楽を堪能しよう。
それから、今回、インタビューで聞き手を務めてくれたプロモーション担当がプッシュするもうひとつのタイトルが、錯視を利用するパズルゲームPSP「無限回廊」&PS3「無限回廊 -序曲-」だ。こちらに、プロモーションムービーやオリジナルクイズなど関連記事をまとめてあるので、まとめてチェックしてほしい。
【ニッポンのあそこで】
発売日:2008年5月1日(木)
価格:3980円(税込)
ジャンル:地図・エンタテインメント
プラットフォーム:PSP
CERO:A(全年齢対象)
「ニッポンのあそこで」公式サイト
http://www.jp.playstation.com/scej/title/nippon/
(C) 2008 Sony Computer Entertainment Inc.
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