【ミラーズエッジ】未来の世界で未知のスピード感を体験
文:Kevin VanOrd(GameSpot)
翻訳校正:川村インターナショナル
翻訳校正:川村インターナショナル
公開日時:2008/11/24 08:00
7
良作
「ミラーズエッジ」は、最高のスピード感が売りのアクションゲームだ。慣れるまではトライアンドエラーを繰り返すことになるが、スタイリッシュなビジュアルで表現された未来の世界を疾走する気持ちよさは計り知れない。
良い点
- 完ぺきな走りを成功させたときに得られる爽快(そうかい)感
- 無駄がなく印象的なビジュアルデザイン
- 素晴らしい効果音と音楽
悪い点
- ストレスがたまる「トライアンドエラー」
- 分かりにくく、勢いをそぐジャンプパズル
- 精彩を欠く格闘と銃撃戦
「ミラーズエッジ」は、ヒロインのフェイスと同様に、大きな障害を跳び越えようとしている作品だ。しかし、フェイスと違うのは、必ずしもその「跳躍」が成功していない点である。この魅力的なステージクリア型アクションゲームには、1人称視点や無駄がなく鮮明なビジュアルスタイルなど、新しいアイデアが取り入れられていることは間違いない。しかし、その第一印象と比べると、実際のプレイ内容は過去の作品に倣った点が多く、昔ながらのステージクリア型ゲームを現代風にアレンジした作品だといえるだろう。本作ではジャンプする、つかむ、滑るといった一連のアクションを、完ぺきに(または先へ進むには十分な程度に)成功させるまで繰り返すことになる。ミラーズエッジが過去の作品と違うのは、スピード感と勢いがより重視されている点であり、アクションを滑らかにミスなくつなげることができれば大きなスリルと満足感とが味わえる。残念なことに、本作には「自らの足につまずいている」ようなところがあり、せっかく滑走やスライディングを楽しんでいても、退屈なジャンプパズルや分かりにくい目的のせいで足止めを食らってしまうことがある。タイムアタックの新記録を狙うようなプレーヤーにとって、ミラーズエッジは非常に魅力的な作品だろう。それ以外のプレーヤーは、本作のゲームデザインの本質である「トライアンドエラー」を敬遠し、途中であきらめてしまうかもしれない。それでも、本作は前例のない作品に仕上がっており、独自性があるゲームを好むユーザーにとっては注目に値するだろう。
「反体制主義反対思想」について綿密に話し合うフェイスと同士のランナーたち
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