【リトルビッグプラネット】「想像」と「創造」が詰まった魅力あふれる惑星
翻訳校正:川村インターナショナル
良い点
- 信じられないほどのバラエティと創造性に富んだステージ
- 素晴らしい楽曲とナレーション
- カスタマイズとクリエーションの計り知れない可能性
- 繰り返し遊べる要素が豊富
悪い点
- 短いストーリーモード
- マルチプレイでのカメラ視点の問題
- 時間がかかるステージ作成
「リトルビッグプラネット」はステージクリア型ゲームとジャンル分けされる作品だろう。しかし、あらゆる面で、その創造性はジャンルの枠をはるかに超えている。ステッカーやコスチューム、そして本格的なクリエーターを使い、キャラクターから環境まで、あらゆるものをユーザーが作成し作り変えることができる。ストーリーモードの各ステージは、デザイナーの大胆な想像力が詰まった「忘れられない旅」となり、また、友人との協力プレイがこれほどまでに楽しめるゲームはなかなかないだろう。少し残念なのは、ストーリーモードがあまりにも短く、すぐに終わってしまうことであり、隠し要素をすべて見つけるのにはある程度時間がかかるとしても、6時間もあれば完全にクリアできてしまう。ステージクリエーターは、既製のステージで登場したものも含め、理論上はあらゆるものを作り変えることができる驚くほど強力なツールセットだ。ただし、ほかのプレーヤーが実際にプレイしたくなるようなステージを作り出すにはかなりの時間とスキルを必要とし、開発者の意図とは裏腹に、この機能をうまく活用できない人も出てくるだろう。全体としては、本作はクリアするまでは途方も無く楽しいゲームであり、コミュニティーの力でさらに進化する可能性を秘めている。
リトルビッグプラネットの世界への入り口となる「ポッド」。ゲーム中のあらゆるものと同様、ポッドもカスタマイズできる
全人類の想像力が集まる場所、それが「リトルビッグプラネット」である。この惑星は宇宙に浮かんでおり、人が眠っていたり空想にふけっていたりする間に、人間の未知の想像力が逃げ込んでくる場所なのだ。これがストーリーの背景だが、時折キャラクター同士がお互いについてコメントすることもあるものの、この幻想的なゲームには説明やバックグラウンドストーリーが入り込む余地はほとんどない。ここでは、テーマで分けられた国が全部で8つあり、アフリカ風のサバンナやメキシコ風の砂漠、忍者が支配する日本風など、そのスタイルは多種多様だ。それぞれの国は3つから4つのステージで構成されており、そのほとんどは10分とかからずクリアすることができる。また、各ステージ内に隠された鍵を見つけることができれば、ボーナスチャレンジやレースに参加できる。こうしたボーナスステージは本作で最も楽しく、想像力あふれる部分の1つであり、「Line Rider」をほうふつとさせるゲームや縄跳びコンテスト、そしてドラッグレースの大会まである。
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