【Grand Theft Auto IV】リバティーシティで自由に暴れまわる極上のクライムアクション
翻訳校正:川村インターナショナル
GameSpot スコア
| 操作性 | 10 | |
| ビジュアル | 10 | |
| サウンド | 10 | |
| 満足度 | 10 | |
| 独自性 | 10 |
わかりやすさ: 1〜3時間
ストーリーモードを進めていくと数々のトラブルに巻き込まれることになるため、ミッションで想定されていない場合も含め、時には警察に遭遇することも避けられない。リバティーシティの警官たちは、手配レベルが星1つから6つまでの状態になると素早く反応してくるものの、前作までと比べると厄介な相手ではない。追跡してくるパトカーのスピードはこれまでより遅く、バリケードを設置してくることも少なく、街のほぼ全体を破壊しなければFIB(誤植ではない)は現れないだろう。さらに、こちらにはGPSシステムという圧倒的に有利な装備が与えられている。これは、選択したウェイポイントへの正しいルートを考えるための手段としてだけではなく、一種の警察無線としても使用することができる。法を犯すたびに、GPSが自分のエリア内にいるパトカーや移動中の警官の正確な位置を表示し、警察が重点的に捜索している(最後に確認された居場所を中心とした)円形のエリアがハイライトされるのだ。そのエリア外に移動し、約10秒間目撃されなければ逃亡は成功だが、安全な場所を見つけてそこにとどまることが最善の手段であることが多い。これは理論的には悪いシステムではないが、実際は特に手配レベルが低く捜索エリアが狭い場合、逃亡を少々容易にしすぎている。
新しい「テイクカバー」システム採用により、銃撃戦の難易度は前作までに比べて格段に低下
ミッションを遂行したり、ストリートレースに参加したり、命令に従って車を盗んだり、何かトラブルを巻き起こしたりしていない時のために、リバティーシティには数多くの息抜きの機会が設けられている。こうしたオプション要素の中には、後のミッションで役に立つ具体的な報酬が得られるものもあれば、単なる時間つぶしやこのゲームの素晴らしいユーモアを楽しむためのものもある。例えば、テレビを見たり、数多くの局数を誇るラジオを聴いたり、キャバレーやコメディクラブでの文句なしに面白いショー(中には大物のショーも)を見たり、PCを使ってゲーム内のインターネットを閲覧したりすることができるのだ。
GTA IVのインターネット上には、実世界では偶然行き着かないかぎり見ることのないサイトや、普通は逮捕を恐れて閲覧しないサイトなど、あらゆる種類のウェブ サイトのパロディがあふれている。スパムメールのリンクをクリックしなければ見つけられないサイトもあれば、検索サイトの目立つ所に広告が掲載されているようなサイトもある。「TW@」インターネットカフェに行けばたくさんの面白いサイトを見つけられるが、群を抜いて面白いのはオンラインデートエージェンシーのサイトである。ここでは、自分のプロフィールを気に入り、デートに応じてくれる女性が現れれば、その女性と会うことができる。デートや友人たちとの交流には自分が好きなだけの時間を費やすことができ、出会う人たちの要求が厳しすぎて時にはイライラすることもあるものかもしれないが、好かれれば、必ず何かしらの見返りがある。
友人や恋人に好かれるためには、共に時間を過ごし、楽しませる必要があるが、皆それぞれ異なる性格を持っている。ボウリングやビリヤード、ダーツなどのミニゲームをやりたがる友人もいれば、食事やお酒、ショーを見に行ったりするのを好む友人もいる。もちろん、恋人はただの友人よりも厄介で、時間通り迎えに行くか、どこに連れて行くか、家の前で車から降ろす際に思い切った行動に出るかといったことだけではなく、より微妙な要因によっても評価は変わってくる。彼女たちは運転している車、運転の仕方、そして着ている服などについてもコメントしてくる。また、気にされないケースもあるものの、同じ服を2日続けて着ていれば彼女たちは気付いてしまうのだ。ほかのキャラクターに好かれることによって得られる報酬は、その相手によって異なる。具体的にはここでは明かせないが、例えば弁護士と友人になれば警官とトラブルになった場合に助けになってくれる可能性があるし、ナースと友人になれば文字通り命を助けてくれることになるかもしれない。
友人を作れば必ず見返りがある
恋人、友人、そして場合によっては敵との連絡手段として使用するのが、GTA IVのもう1つの大きな新要素、携帯電話である。携帯電話のような実にシンプルなものが、このゲームにおいてこれほど大きな意味を持つことになるとは想像していなかったが、この新要素はゲームに非常にうまく溶け込んでおり、これなしでNikoのセーフハウスから外に出ることはもはや想像できないほどである。実生活で一度でも携帯電話を使ったことがある人なら操作にとまどうことはないだろうし、Dパッドとボタン1つだけを使用して操作するため、運転中でも知人に電話をかけたり、電話を受けたりするのは簡単である。会話システムは単純で、電話をかけたい相手、話したい内容(仕事、遊び、頼みごとなど)を選び、相手が電話に出たらあとは会話をするだけである。時には都合の悪い(または面白い)タイミングでかかってくることもあるものの、電話を受けるのはもっと簡単である。売春婦と一緒にいる時やマフィアとの銃撃戦の最中に恋人からの電話がかかってくる可能性を考えれば、携帯電話の呼び出し音でカーラジオが聞こえなくなる程度のことはたいしたことではない。ちなみに、携帯電話の着信音やビジュアルテーマはゲーム内のインターネットから新たに購入できる。このような細部へのこだわりは信じられないほどだが、プレイを進めるうちに当然のものに思えてくる。

