スクウェア・エニックス:「Xbox 360版FFXIIIの開発は未着手」
翻訳校正:石橋啓一郎
東京発--日本時間8月2日、スクウェア・エニックスは同社のプライベートイベント DKΣ3713で、3月にファイナルファンタジーXIIIのデモ版が公開されることを含めた一連の発表を行った。参加者は、中でも同シリーズのデザイナーである野村哲也氏が同ゲームの開発に関する舞台裏についての話を収めた映像に強い印象を受けた。
この映像はスクウェア・エニックスの内部開発スタジオの中の光景と全体的な開発環境に関する場面から始まった。しかし、シーンは素早く開発者が「ファイナルファンタジーXIII」全体について率直に語る場面に移り、特にXbox 360版についても話が行われた。7月に開催されたE3 Media & Business Summitでのこのゲームに関する発表は大きな驚きを呼んだが、同イベントでは北瀬佳範氏が報道陣からの質問に答えたにもかかわらず、多くの疑問はなぞのまま残った。
この映像では、ディレクターの鳥山求氏は、野村氏がXbox 360版のFFXIIIについて尋ねた時、それに単刀直入に答えている。まず、同氏は「われわれは開発の方針を変えていない。われわれはまずPS3版を開発し、それからXbox 360に移植する」と念を押した。同ゲームは北米と欧州では両プラットフォームで同時発売されるため、この発言はこれらの地域ではPS3版のリリースはXbox 360版の作業が終了するまで保留されるということを意味している。
さらに鳥山氏は、7月29日時点では、同氏の開発チームはXbox 360版のFFXIIIの作業を開始するのに必要なツールを受け取っていないことを明らかにした。「私はチームに、Xbox 360については今は考えないようにと言っている。開発キットが届いたら、考えることができるだろう」(鳥山氏)
野村氏もPS3ユーザーに対し、ゲームの品質がXbox 360への移植版の存在によって低下することはないことを保証した。「われわれは、マルチプラットフォーム化の発表によって(FFXIIIの)仕様を変えることはしない」と同氏は断言した。「現在、われわれはPS3版に集中している」(野村氏)
野村氏と鳥山氏はまた、PC版のFFXIIIが開発中であるといううわさを否定した。彼らはこの混乱は、北瀬氏がE3でスクウェア・エニックスがPC用タイトルのプロジェクトに取りかかっていることに触れたことで生じたものだと説明した。「われわれはPCでの開発は常に行っている」と野村氏は笑った。「実際、私はファイナルファンタジーVI以降、PCでの開発を行っている」(野村氏)
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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