GT-Rは日本の宝--山内プロデューサーとGT-R開発スタッフが語る、GT5 プロローグプレスブリーフィング
ポリフォニー・デジタル代表取締役 山内一典氏
ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンは、本日より開催がスタートした東京モーターショー2007のグランツーリスモ 5 プロローグブースにて、「グランツーリスモ 5 プロローグ プレスブリーフィング」を開催した。
プレスブリーフィングが行われた本日は、日産「GT-R」のアンベールイベントが行われていたが、グランツーリスモ 5 プロローグ(以下、GT5プロローグ)体験版でも、アンベールイベントが行われ、リアルとバーチャル(ゲーム)、2つのGT-Rが同時に公開となった。
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今回の同時公開について山内氏は、「リアルな世界とゲームの世界が完全にリンクして何かがおきるというのは、おそらく歴史上初めてのことだろうと思います」とコメント。興奮を隠しきれない様子だった。
(左から)日産自動車 製品開発本部第二プロジェクト統括グループ車両開発主管 兼 チーフ・プロダクトスペシャリスト 水野和敏氏、日産自動車 マーケティング本部 マーケティングダイレクターオフィス マーケティング・ダイレクター 加治慶光氏
プレスブリーフィングは、GT-Rの開発責任者である日産自動車 製品開発本部第二プロジェクト統括グループ車両開発主管 兼 チーフ・プロダクトスペシャリスト 水野和敏氏と、マーケティング面での責任者である日産自動車 マーケティング本部 マーケティングダイレクターオフィス マーケティング・ダイレクター 加治慶光氏の両氏も登場し、質問を中心としたトークセッション形式で行われた。
--今回のコラボレーションの経緯は?
山内氏:グランツーリスモと日産自動車との関係は初代GT発売からコミュニケーションがスタートしていて、今回新しいGT-Rを発売するにあたって日産自動車さんからお話しをいただいたのが発端です。
--なぜGTと組もうと?
加治氏:お客様の生活が多岐にわたっており、間口を広げるためにリアルとバーチャル両面で展開を行いたかったのが1つ。それから、GT-Rは日本の物作りのすばらしさを世界に問うという気概をもって作っている車で、GTとならそういう志を共にできると思ったのが2つ。
そして一番大切なのが、リアルドライブシミュレーターとしてのGTのクオリティに心から心酔しているということです。
--GT-Rがお披露目されましたが?
水野氏:マルチパフォーマンスカーということで、様々な面でパフォーマンスを発揮できる、すばらしい車になったと思います。
--GT-Rの実車に乗った感想は? またGT5 プロローグに入れる際の苦労した点は?
東京モーターショー2007で初お披露目となった、GT-R
山内氏:乗ってて常に感じたのは、とても乗りやすい車だと感じました。4つのタイヤがスキール音を出している状態でも自由自在に車をコントロールすることができる。そこが、何より感動しました。
GT-Rは日本の宝という存在。外観に関してもチーフデザイナーの人に何度も見ていただいて作り上げ、運転をした感覚も乗りやすさを含めてパフォーマンスが正しく出るように、こだわって作りました。
--GT5 プロローグのGT-Rの感想は?
「乗った感覚が車の動きに良く出ていると思います――車の運転がちょっと荒いところも含めて(笑)]
水野氏:山内さんは、1年以上も前から様々なところでGT-Rに乗って体験をしていただいている。その、乗った感覚が車の動きに良く出ていると思います――車の運転がちょっと荒いところも含めて(笑)。ご自身が乗られた運転シーンがそのまま車に出ていると思います。
理想の車というのは、4つのタイヤにきちんと加重がかかっている。乗り心地とハンドリングは本当は両立するはずなんです。そういうわがままな想いまで、きれいにGT5プロローグでは再現してくれていると感じましたね。
加治氏:乗った感覚が同じということが、とにかくびっくりです。あと、会社の役員会で映像を見せたところ、しばらく本物と勘違いをしていましたね。
また、製造型とプロトが一緒に鈴鹿サーキットを走るという、ドキドキするような現実ではあり得ないことができている。本当に素晴らしいと思います。
--GT5 プロローグ アンベールイベントが終わりましたが?
水野氏:山内さんって、僕らの開発チームの一員なんです。開発チームの一員が、自分の会社に戻って自分の得意分野でモノを作ったという。だから何も言うこと無いです。TVゲームをこういう形で作った人間って、これまでいないのではないでしょうか。
加治氏:初日だけで10数万ダウンロードが行われたと聞いて、間口が広がっていると実感しました。一人でも多くの方に経験して欲しいですね。
ポリフォニー・デジタルが提案した、ドライビングコンピュータとデザインがGT-Rに採用!
ここで、山内氏からポリフォニー・デジタルが提案したドライビングコンピュータについて、発表が行われた。
水野氏によれば、これは車自身が運転手に動かし方を教える装置で、自分の運転を自分でみることができ上達することができる、世界初の画期的な装置という。 ゲームのテクノロジーが実際の車に反映されたという、歴史的な装置といえよう。
--今後のGTとのコラボレーションは?
水野氏:マルチファンクションメーターをもっと進化させたいと考えています。ゲームの技術を車に使ってもらった。この次には、ネットワークを通じてゲームの世界へ広がっていく。もっと先の世界を考えておいてね、と山内さんにはお願いをしています。
加治氏:性能の高さが目立っていますが、GT-Rには味わい深い部分がたくさんあります。
まだ何もはじまっていないんです。GT-Rはようやくマスクが外れた段階。GT5プロローグは製品が出ていません。だから、まだはじまってもいません。これからもっとすごいことが待っています。
山内さんと一緒に、世の中をドキドキさせることをしたいと考えています。ご期待ください。
--最後にメッセージをお願いします。
山内氏:車に対してのあこがれを、得意な方法で伝えたいと思い始めたのがGT。プロジェクトが10年目になって、新しいGT-Rの歴史的な瞬間に立ち会えることに、本当に感激しています。
これからも努力をして、僕らの大好きな車の世界に近づいていきたいと思います。
【グランツーリスモ 5 プロローグ】
発売日:2007年12月13日(木)発売予定
価格:4980円(税込)/PLAYSTATION Store販売価格 4500円(税込)
ジャンル:オンラインカーライフシミュレーター
プラットフォーム:プレイステーション3
CERO:審査予定
「グランツーリスモ 5 プロローグ」公式サイト
http://www.gran-turismo.com/jp/gt5p/
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