PLAYSTATION Home体験レポート
翻訳校正:石橋啓一郎
ロンドンで現地時間5月6日に初めて開催された報道陣向けイベント「PlayStation Day」で、ソニー・コンピュータエンターテインメント(SCE)の平井一夫社長は「Home」を「満足できるまで」はリリースしないと述べた。平井氏が個別の名前を挙げた数少ないゲームの1つであるHomeには、当然ながら大きな期待がかかっている。このタイトルは、PLAYSTATION 3(PS3)のオンライン交流の中心的なハブになると期待されている。現在はまだクローズドベータテストの段階にあり、プレーしているのはSony Europeのスタッフだけだが、このタイトルは非常に高度になってきているようであり、ゲームを立ち上げる機能については特にそれが顕著だった。われわれは幸運にもPlayStation DayでHomeを体験することができ、開発スタッフにも話を聞くことができた。
Homeはもともと、「セカンドライフ」や「Facebook」などに近い、ソーシャルネットワーキングツールとして位置づけられていたが、英国の開発者は最近このソフトウェアを、意識的にゲームのためのものとして位置づけをしなおしている。ソーシャルネットワーキングの側面は依然として存在し、カスタマイズ、交流、競争などが大きな割合を占めているが、今後強調されるのはHomeと従来のゲームの間のシームレスなつながりのことになるだろう。「MotorStorm」を例に取ってみると、Home内からゲームロビーを簡単に直接操作できるようになっており、バーチャルPSPを使ってゲームをカスタマイズしたり、開始したりすることができる。
われわれは、Homeのホームスクエアでプレーしている開発者から説明を受けた。ホームスクエアには大きなスクリーンがあり(今回は「MotorStorm:Pacific Rift」の予告映像が流れていた)、ショップやシアターがあり、64人までが集まることのできるハブとして機能するようになっている。Homeの中で一カ所に集まることができる人数が64人までに制限されているのは重要なことであり、その一方で、フレンドリストに登録できるのが50人までとなっている。開発者はこの数字の限界をはっきり認識しており(Xbox Liveでは100人まで登録できるが、これでは不十分だと考えている人も多い)、この上限は将来引き上げられることが期待される。
ゲームがハードディスクにインストールされているか、ディスクトレイにセットされていれば、Homeの中からオンラインロビーに直接ジャンプすることができる。これは、ゲームの導入部を飛ばすことができるということであり、MotorStormの場合は画面の端にHomeのロゴが表示される専用のロード画面もある。PSPのインターフェースを使ってオンラインゲームのルールをすべてカスタマイズすることが可能で、プレーヤーの数や周回数、コースなども設定可能となっている。準備ができると、小さなプレイステーションのコントローラーのアイコンが頭の上に表示される。これは、他のHomeユーザーにプレーする準備ができており、チャットできるか、興味が持てれば参加するということを示している。われわれが参加したデモはインターネット越しに動作しており、ベータ版ではあるが、HomeとMotorStormのゲームの間の行き来は完全に継ぎ目のないものだった。
Homeのクローズドベータテストは7月まで延長されたが、今後の期間中はより多くの人が招待される予定だ。現在の計画では、11月にPLAYSTATION NetworkでHomeのオープンベータテストがリリースされる予定だが、このプロジェクトが平井氏のお気に入りであるにもかかわらず、このスケジュールはまた延期される可能性もある。いずれにせよ、どの時点になるにしてもHomeのリリースが巨大なものになることは明らかであり、今後も可能になりしだい読者に情報を伝えていく予定だ。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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