テーマは“宇宙愛”----森口博子さんが歌う3度目のガンダムテーマソング
「SDガンダム ジージェネレーション スピリッツ」のテーマソングを歌う、森口博子さん
東京ゲームショウ20007のバンダイナムコゲームスブースでは「ガンダム スペシャルステージ!」が一般公開日に行われ、「ガンダム バトルクロニクル」や「SDガンダム ジージェネレーションス ピリッツ」をはじめとする最新ガンダムゲームの情報が公開された。
ステージには「SDガンダム ジージェネレーション スピリッツ」のオープニングテーマ「もうひとつの未来 〜starry spirits〜」、エンディングテーマ「それでも、生きる」を歌う森口博子さんが登場。その歌声で来場者を魅了した。
イベント終了後に、森口さんと本作プロデューサーのバンダイナムコゲームス 後藤能考、広野啓、両氏のコメントをいただくことができた。
「ガンダムは私の人生を変えた作品」と語る森口さん。その3度目のガンダムテーマソングにかける意気込みを感じて欲しい。
--今回の2曲にかける意気込みを教えてください。
森口:私のオリジナル曲が150曲を超えてきて、“ずっと歌いつづけたいなあ”という楽曲もたくさんあるのですが、さらに“そろそろ新しい歌に出会いたいな”と思っていた時に、このお話をいただいて、すごくうれしかったんです。
歴史あるガンダムの主題歌を歌うというのは、本当にボーカリストにとって誇らしいことで、みんな歌いたいという話を良く聞くんですね。それを私は3度もチャンスをいただいて、本当にしあわせなことだと感じています。
--エンディングテーマ「それでも、生きる」では作詞も担当されましたが、テーマや込めた気持ちといったものは?
森口:タイトルとも少しかぶるんですが、何があっても何が起こっても、“人は生きつづけなければならない”という想いを込めました。
特に今はこういう殺伐とした時代なので、突然何かおきるかわからないですよね。そばにあった愛がいきなり無くなってしまう、大切な家族や愛する人が――死別なのかわからないですけれど――とにかくいなくなってしまう。そういうお別れしなければならない時って、生きていれば必ずきますよね。
それでも、そういう苦しみを順番に受け継いで、私たちは生きていかなきゃいけないという気持ちを込めました。
普段自分が書いている詞とガンダムのテーマがリンクしていて、伝えたいことが泉のごとくわき出てきたんです。
こういうテーマがある時は、プロデューサーやいろいろな方とやりとりをするのですが、一度もNGがなく、テーマがあるのに一発OKいただけて、とてもうれしくって。
後藤:ガンダムの世界をすごくご存じの方なので、詞の中の言葉もガンダムっぽい言葉がちりばめられているんですね。
森口:もともと壮大なテーマがガンダムにはありますものね。何十年も前からこのテーマは変わってないんですけれど、今の時代になってよりいっそうリアルに響くと思うんです。
--開発のお二方から、かなり熱いメッセージが届いたとのことですが。
後藤:(広野氏を指さしながら)それは、この人ですよ、この人(苦笑)。
広野:とても良かったです。本当にありがとうございます。
森口:熱いんですけれど、私が普段感じていたこととすごくリンクしていたので、それが難しいとか、困ったというのが本当になくって。普段、自分で作詞をしてマネージャーに見せると、“街レベルの詞を書いてください”って言われたりすることが多々あるので、逆に“いいのね? いいのね?”っていう思いの丈の方が強くて(笑)。
後藤:ガンダムっぽくって壮大なものをとりあえずキーワードで挙げてみようって。
広野:OPは壮大で、がーっと勢いのある感じとか、素人レベルのお願いをして……
後藤:素人が素人のまま、言いたいことを言ったという感じです。すみません。言うだけ言って、あとで怒られようと思って(笑)。
森口:いや、とてもわかりやすかったですよ。日常でも、愛とか信念とか、変わらない人間愛って絶対にあるじゃないですか。
今の私たちも命のバトンタッチでここにいる訳ですから、それを受け止めて“私たちは生かされている”という想いを、本当に素朴に詞にできました。
--今回3度目のガンダムのテーマソングということですが、今までの2曲を歌ってきた時と今回の曲を歌う時で、ご自身で変わったと感じた点はありますか?
森口:テーマは一環として変わっていないですよね。“地球愛”というか“宇宙愛”というのが根底にあって。
気持ち的に変わった点と言うと、楽曲は熱いテーマなんですけれど、どこか冷静な曲調なので、それが自分の中では新しい挑戦だなというのはありましたね。
--TGSのステージはいかがでしたか?
森口:サプライズだったのでドキドキしたんですけれど、みなさんが丁寧に受け取ってくれているのがわかったんですよね。大きく盛り上がるとかではなくて、じっくり受け取ってくださっているのを感じて。
レコーディングは終わったんですけれど、もっともっと自分の中で、自分の中でこの曲を進化させて成長させてきたいと思いました。
12月に行うライブのサブタイトルには、普段つけている“Song for you”というのに、“もう一つの未来”と入れちゃいました。今年の私の核となるメッセージです。
--最後にファンの方へのメッセージをお願いします。
森口:ソフトを作ったスタッフのみなさんもそうですし、この楽曲を作るにあたり、本当にたくさんのスタッフの方が、魂を一つにして作った作品です。
レコーディングもみなさん現場に来ていただいて、私もレコーディングはもちろん曲の録音からミックスダウンから全部参加して、レコーディングなのにライブのようなスタジオだったんですね。
そういうみんなの想いが“一音入魂”でできあがりましたので、ぜひゲームと共にこの新しい楽曲をかわいがってください。
(左から)バンダイナムコゲームス プロデューサー広野啓氏、森口博子さん、バンダイナムコゲームス プロデューサー 後藤能考氏
【もうひとつ未来 〜starry spirits〜】
発売日:2007年11月28日
価格1050円(税込)
収録曲
- もうひとつ未来 〜starry spirits〜
- それでも、生きる
- もうひとつ未来 〜starry spirits〜
(instrumental) - それでも、生きる
(instrumental)
ライブ情報
HIROKO MORIGUCHI Song for you Vol.III 〜もうひとつの未来〜
日時:2007年12月14日 開場18:00/開演19:30
会場:STB139
問い合わせ先
STB139 Tel.03-5474-0139/キャピタルヴィレッジ Tel.03-3478-9999
森口博子 オフィシャルホームページ
http://www.mogeshan.net/
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