ついにベールを脱いだDiablo III--開発テーマは新旧融合
翻訳校正:川村インターナショナル
パリ発--見るものすべてを破壊するBarbarianと、汚れ仕事は他人任せのWitch Doctor。現地時間6月28日、「Diablo III」の制作発表(パリで開催された2008 Blizzard Invitationalのオープニングセレモニー)で公表された2種類のキャラクタークラスは、この大ヒットアクションRPGの最新作でBlizzard Entertainmentの開発チームが目標とするテーマ、「新旧融合」を象徴したものだ。
この2つのクラスの特徴については後述するとして、その前に、本作を初めて世界に紹介することとなったトレーラーについて簡単に説明しよう。トレーラーは、素晴らしいビジュアルと不気味な音楽をバックに、迫り来る恐怖を予感させるシーンから始まる。特に印象に残るのがこの変化に富むビジュアルであり、そしてそれがゲームとストーリーに対して持つ意味である。トレーラーでは、複数の都市を含む多くのシーンを見ることができた。また、前作までと比べて色彩表現が非常に豊かになったような印象を受けた。満月に照らされた夜のシーンが少なくとも1つあり、また、兵士と兵器がひしめき合う埃(ほこり)っぽい戦場も描かれていた。Blizzard Entertainmentのアーティストたちは、重苦しいゴシック調の雰囲気は残しつつも、ビジュアルの多様性を積極的に活用して、ゲームにより一層の変化を加えているようだ。
選択するのは性別とクラス、これだけだ。このゲームの本質は、「おびただしい数のモンスターを打ち砕いていくこと」にある
この素晴らしいビジュアルは、実際のゲーム画面でも変わらない。キャラクターは大きく、そして非常にきめ細かく描かれており(特に精巧な鎧を装備していると顕著になる)、しかも周囲とのバランスが良い。つまり、キャラクターが大きいとはいえ、デモ終盤で登場した鋭利な武器を振り回す巨大な魔物などと対峙(たいじ)すれば、途端にちっぽけに見えてしまうのだ。初めはその巨大さと複雑な攻撃からボスではないかと思われたこの魔物は、実は頻繁に遭遇する敵であることを後で確認できた。本作に登場する敵は、そのサイズだけでなく行動もバラエティーに富んだものになりそうだ。デモでは、力と邪悪な性質を併せ持つ、メイスを操る巨大なモンスター、Berserkerが登場した。制作発表後に行われたDiablo IIIのゲームデザインパネルでは、巨大な盾を持つ動きの鈍いスケルトン、Skeletal Shieldbearerも見ることができた。大型の敵と連れ立って登場することが多いこのモンスターは、本体を攻撃する前にまず盾を破壊しなければならず、非常に厄介な相手となりそうだ。まさしく、攻撃に特化した魔物の理想的なサポート役なのだ。
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