【Far Cry 2】大ヒットサバイバルFPSの続編を体験
翻訳校正:川村インターナショナル
「ファークライ」の第1作はPC用ソフトとして発売され、最先端のグラフィック、オープンエンドのゲームシステム、洗練されたAIによりヒットを記録した。「Far Cry 2」の開発にあたり、Ubisoft Montreal Studiosの開発チームは、大自然あふれる環境、賢いAI、自由度の高さといった核となる要素はそのまま残しつつ、舞台設定、ストーリー、キャラクターといった要素を一新して新鮮味を加えた。2008年春に行われたUbisoftのプレスイベントで初めて本作を体験したのだが、大金をつぎ込んで服装が豪華になった旧友に会った気分になった。
Far Cry 2の売りである大迫力の爆発シーン
Far Cry 2は、主人公が典型的な「あごの角張った白人男性」である点は前作と変わらないものの、ストーリーのつながりはなさそうである。前作は南国の島を舞台に謎の女性を救出するのが目的であったが、今作では傭兵として「The Jackal」と呼ばれる武器商人を始末することが目的となる。The Jackalについての情報は、今作の舞台であるアフリカのサバンナで紛争に関与しており、武器を供給して大金を稼いでいるということ以外ほとんど明らかになっていない。主人公は、The Jackalを追い詰めていく中で、紛争にかかわる複数の派閥のさまざまな思惑に巻き込まれていく。どの派閥に付き、そして敵対するかによって、ストーリー展開が大きく変わってくる。
Ubisoftのイベントで公開されたデモは、緑が生い茂る薄暗い湿地帯から始まった。最初の目的は、スタート地点の近くにある隠れ家でFrankと呼ばれる人物に会うこと。彼は自ら計画中の作戦で助けを必要としている。主人公の役目は、地元の派閥の1つがプロパガンダ放送を流している近くのラジオアンテナを破壊することだった。
Frankからのミッションに同意した後、ゲーム中数多く登場するノンプレイヤーキャラクター(NPC)の1人であるWarrenと出会った。Far Cry 2が持つオープンエンド性により、プレーヤーは自分の好きなようにゲームを進めることができる。どのキャラクターに協力するか、または無視するかもプレーヤー次第である。あるキャラクターに協力することにした場合、そのキャラクターは後で相棒として協力してくれることもある。Warrenと話をすると、戦闘で困難な状況に遭遇したら助けになると約束してくれたが、実際彼の助けが必要になる場面はすぐにやってきた。
前作と同様、Far Cry 2のミッションでは車が大きな役割を果たすようだ。われわれも、ミッションを受けてFrankの小屋を出るとすぐにジープ型の車に乗り込み(この車の後部には便利なマシンガンが積まれている)、猛スピードで目的地に向かった。ミッションの現場をチェックするため常にマップを見ることができるのだが、面白いのは村で時々出くわす道路標識が目的地の方向を光で示してくれることだ。何度か道を曲がり、最後のカーブを過ぎると最初の目的地に到達した。大勢の悪党が銃弾を打ち込まれるのを待っているかのような、壁に囲まれた敵の野営地である。
ご覧のとおりである
敵を死に至らしめる際に障害となるのが、Far Cry 2の賢いAIである。これに打ち勝つには、ステルスアクションと無慈悲な攻撃の両方を駆使しなければならない。デモでは最初の野営地のシーンを何度かプレイしたが、忍び込んで隠密にことを進めたり(長くは続かなかったが)、車で正面ゲートを突き破り野良犬のように敵をひき殺したりとあらゆることを試したものの、どれも完全には成功しなかった。物陰に隠れ、冷酷に銃弾を撃ち続けてくる敵のおかげで、何度か命を落とすこともあった。
そこで、Warrenを味方につけていたことが功を奏した。ミッション開始前に話をし、助けになってくれる約束をとり付けておいたおかげで、危うく殺されそうな場面で助けに来て危機から救ってくれ、しかも戦いを続けるための銃も提供してくれたのである。こうした「相棒の助け」を使えるのは一度だけだが、彼らにはいつでも会いに行くことができ、再び話をすれば次回危機に陥った時はまた助けに来てくれる。
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