MS、Xbox LIVE Primetimeの公開時期やKODUなどをCESで発表
翻訳校正:石橋啓一郎
ラスベガス発--この歓楽街が新年に向けてのカウントダウンをしている間、Consumer Electronics Association(CEA)は2009年のConsumer Electronics Show(CEA)の準備で忙しかった。この巨大展示会は2008年には13万人の参加者を集め、Microsoftの会長Bill Gates氏の13回目の、そして最後の基調講演で始まった。2008年のCESでのゲームに関する最大のニュースは、Xbox LIVEのアクティブユーザーが1000万人に達したというものだったが、その後12カ月間でこの数は700万人増加した。
2009年は、Microsoftの最高経営責任者(CEO)であるSteve Ballmer氏がGates氏から司会の役割を引き継ぎ、今回も多くのジャーナリストや技術界の重鎮たちが同氏の話を聞きに集まった。何重もの厳重な警備措置の後、参加者はVenetian Hotel and Casinoの階上にあるPalazzo Ballroomに詰め込まれた。ただし、ゲームファンのこのプレゼンテーションへの期待は低かった。というのも、未確認情報によって、ゲーム関連の最大のニュースは「Halo 3: ODST」と「Halo Wars」の新しい映像であると伝えられており、これらのゲームは何カ月も前に発表されたものだったからだ。
ところが、そのような映像は紹介されなかった。イベントの中頃3分の1はゲームに関する話で占められ、Microsoftのエンターテインメント&デバイス部門の責任者であるRobbie Bach氏が発表を行った。2つのゲームのすでに発表済みのトレイラー映像を背景に、Bach氏はHalo Warsは米国時間2月28日に発売されると発表した(編集部注:記事末に同ゲームのリリース時期に関してMicrosoftによる最新の声明があります)。これは、以前発表されたスケジュールの3日前になる。また、Xbox LIVEでのデモ版の提供は2月5日に開始される予定となっていることも明らかになった。Halo 3: ODSTに関しては、2009年秋にリリースされるという予定が確認された。
リリースが遅れている「Xbox LIVE Primetime」の機能についても発表があり、2009年春にスタートする予定であることが明らかにされた。この新しい機能は、プレーヤーがXBLに集まって、生でリアルタイムの体験を共有することを可能にするものだ。そのような例として、Bach氏はセサミストリートのガイ・スマイリーに似たアバターが司会をする、Xbox LIVE Primetimeの1対100の雑学クイズゲームショーを示してみせた。Bach氏は参加者の中から3人の参加者を募り、ゲーム内でのスコア(マイクロソフトポイントやゲーマースコアではない)を溜めることのできる選択肢問題に答えさせた。この機能のリアルタイム性を強調するため、司会のアバターはBach氏や対戦者たち(その中にはBill Gates氏に似せたアバターもあった)とその場で冗談を交わした。
コミュニティゲームに関しても紹介された。Microsoftは2009年中に「KODU」と呼ばれる新たな機能をリリースする予定で、これは子どもたちにプログラムを教えるように設計されたアプリケーションに基づくものだ。現在の形では、このプログラムはプレーヤーに子どもでも理解できる簡単さでゲームのデザインを紹介するように設計されている。これを証明するため、Sparrowという名前の10歳前後の男の子が登場し、Xbox 360のコントローラを使って目にも止まらぬ早さでゲームを編集し始めた。このツールは「Unreal Engine 3」のようなプログラミングツールの簡易版のようで、プレーヤーがワイヤーフレームをいじったり、イベントのタイミングを編集したり、色を変えたり、ゲームを高速にしたり遅くしたりすることができる。Bach氏は同氏の部門が、年齢にかかわらず「あなたのエンターテインメント体験をつなぐ」ことを支援しようとしていると述べて話を終えた。
最新情報:Microsoftは8日朝、Halo Warsの出荷日が2月28日に変更されたという発表を取り消し、「Microsoftが7日に行ったCESの基調講演では誤解を与えてしまった」とだけ述べた。同ゲームは日本およびアジア市場では2月26日、欧州、中東、アフリカ(EMEA)地域では2月27日、北米および南米では3月3日のリリースが予定されている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ




