Xbox 360 vs. PLAYSTATION 3 グラフィック比較 対PC版
翻訳校正:川村インターナショナル
われわれがXbox 360とPLAYSTATION 3(PS3)のグラフィック比較記事を初めて掲載したのは、現世代のゲーム機がまだ「次世代ゲーム機」と呼ばれていたころのことだった。それから数回このグラフィック比較を行ってきたが、この企画はもともと家庭用ゲーム機のグラフィックの質を比較しようと始まったものであるため、これまでPCを取り上げたことはなかった。だが、Xbox 360版とPS3版に加えてPC版も発売されているゲームについては、PC版の画像も比較に加えるべきだという読者からの要望が出始めている。それを受けて行った今回の比較では、現在も売れており、プレイされている最近のゲームを対象にしている。画像の多くは、前回までのグラフィック比較で見覚えがあるものだろう。結果はさして驚くようなものではなかったが、それでもグラフィックの違いは興味深い。高性能PCの画質は両ゲーム機のものよりもはるかに勝っていたが、もちろん価格はゲーム機の3倍から4倍もする。
PC版の画像は「Fraps」を使用してキャプチャしたもので、解像度は1920×1080である。テスト用PCには、ビデオカードは「GeForce 280 GTX」、CPUはIntelのクアッドコアCPUというハイエンドのコンポーネントを搭載した。このPCでは多くのゲームで高画質設定が可能であり、アンチエイリアシングを4xに、異方性フィルタリングを8xに設定するだけの余裕がある。ゲーム機版は、すべてHDMI接続にて解像度720pでプレイした際の画像であり、PS3ではHDMI接続における[ディスプレイ設定]の[RGBフルレンジ(HDMI)]をフルに設定した。
各ゲームにつき4セットのロールオーバー画像を使用しているが、1枚目はページの幅に合うようサイズを変更したフルスクリーンショットで、2枚目はピクセル縦横比1:1での見え方を示すため1枚目をトリミングした拡大画像だ。ゲーム機版と比較しやすいよう、PC版の画像は解像度を元の1920x1080から1280x720に落としてからトリミングを行った。3、4枚目は、1、2枚目と同じパターンで元の画像を変更したものである。マウスカーソルをキャプション部分に合わせることで画像が切り替わるのだが、スクリーンショットのサイズが大きいため、低速のインターネット接続を使用している場合は画像のロードに少し時間がかかることにご注意いただきたい。
Fallout 3
現在のワシントンD.C.には、自動車業界の重役たちが公的資金援助を求めて群がっていることで、ある種の陰うつさが漂っている。しかし、「Fallout 3」の舞台である世紀末後のワシントンD.C.を覆うそれには遠く及ばない。本作ではゲーム中の昼夜のサイクルに沿って光と影の具合が変化するため、比較画像では同じ時間帯に撮影を行ったのだが、結果は予想どおり、PC版が両ゲーム機版に画質で大きな差をつけた。テクスチャからアンリエイリアシング、反射に至るまで、すべてにおいてPC版の方が美しい。木の葉、パイプ、そして遠くに見える建物も、透過アンチエイリアシングの効果によってPC版の方がはるかに鮮明に見える。ドローディスタンスもPC版に軍配が上がり、PC版の画像に表示されている一部の岩や燃え尽きたバスのそばあるフェンスは、両ゲーム機版の画像では存在すらしていない。
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