Take-Two:GTAの売上げは7億1000万ドル、Wii用の成人向けタイトルを検討
翻訳校正:石橋啓一郎
米国時間12月17日に発表されたTake-Two Interactiveの決算報告は、さまざまな理由からニュースの見出しを飾った。また、ニューヨーク市に本拠を置く同社が、Rockstar Gamesの共同創設者であるDan Houser氏およびSam Houser氏と2012年まで契約を更新したというニュースも同時に報じられた。また、同社の年間収入は新記録となったものの、第4四半期(8-10月期)の収入は予想よりも低く、株価は大きく下がった。18日の終値では、Take-Twoの株価は9ドル以下となっており、17日の終値よりも約3ドル低く、Electronic Arts(EA)が2008年2月に示した買収提案の条件よりも約17ドル低い価格となった。
Take-Twoの幹部は、アナリストとの電話会議で、同社の2K Gamesレーベルでは「Champions Online」を販売しない予定であることを明らかにした。また、Take-Twoは「Grand Theft Auto」(GTA)シリーズが同社の決算にどれだけ重要であるかを示すいくつかの情報を示唆した。最高財務責任者(CFO)であるLainie Goldstein氏はこの犯罪をテーマにしたシリーズがTake-Twoの10月31日締めの2008会計年度で、7億1000万ドルを稼ぎ出したことを明らかにした。
予想を下回る成績だった第4四半期においては、GTAシリーズは4000万ドルを稼ぎ出した。2009会計年度においては、Take-Twoは売上げの45%をRockstar Games、55%を2Kレーベルから上げると予想している。この55%のうち、25%が2K Sportsからのものであり(「NHL 2K10」「2BA 2K10」)、20%が2K Gamesから(「BioShock 2」「Civilization」シリーズ)、10%がカジュアルゲームのブランド2K Playからのものとしている。
GTAの人気が続いており、Wiiの普及率が高まっていることから、多くのアナリストはWii向けにGTAシリーズが登場するのではないかと考えている。アナリストの1人は、今回の電話会議で直接この疑問をTake-Twoの会長であるStrauss Zelnick氏に投げかけた。これに対し、同氏はある矛盾するメッセージを返した。
Zelnick氏は、「われわれは多くのスポーツタイトルでWiiを活用する予定でいるが、われわれの最高のコンテンツの一部は、Wiiに本当に適したものとは言えない」と説明し、「ただ率直に言って、われわれがPS3やXbox 360により適していると考えているMレーティングのコンテンツでさえ、すべてのレーベルについてWiiをプラットフォームとして検討しなくてはならなくなっている。なぜなら、その普及台数を無視することはできないからだ。これを無視することは無理だ」と述べた。不思議なことに、同氏はRockstar GamesがWiiで発売した最初のMレーティングのゲームである「Manhunt 2」については触れなかった。
Zelnick氏は、Take-Twoは3月17日に発売予定の「Grand Theft Auto: Chinatown Wars」をテストケースだと考えていると説明した。「われわれは、DS用のGrand Theft Auto: Chinatown Warsで、この種のコンテンツを任天堂のプラットフォームに提供することについて、多くのことを学ぶだろう。任天堂との協力関係は、これまでになく強いものになっている。われわれはこれに期待している。われわれは任天堂と常に協議しており、彼らは素晴らしいフィードバックを寄せてくれている。われわれはこのプロジェクトに重点的に取り組んでいる」(Zelnick氏)
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ



