App StoreはDSキラーとなる--フォーブスが分析
翻訳校正:石橋啓一郎
2004年にニンテンドーDSとPlayStation Portableが発売される前には、業界専門家はソニーの派手な携帯用ゲーム機がパワーの小さい競争相手であるニンテンドーDSを販売数の面でも重要性の面でも上回ると見ていた。しかし、歴史と毎月のNPDのレポートが示すように、DS独特のタッチスクリーン、充実したタイトル、価格設定が現世代の携帯型ゲーム機の中での圧倒的な競争力につながった。両社の最新の決算によれば、世界での販売数はPSPが4100万台なのに対しDSは7750万台となっている。
では、ニンテンドーDSをその王座から引き下ろすものはなんだろうか。Forbesは、Appleが最近開始したApp Storeがそうだと考えている。同経済誌は米国時間9月26日の論説記事で、7月にスタートし、AppleのモバイルデバイスであるiPhoneとiPod Touch向けにダウンロードアプリケーションを販売するApp Storeは、8月に1日100万ドルを販売したと述べている。Forbesによれば、Appleを支配する最高経営責任者(CEO)Steve Jobes氏は、同ストアは年間10億ドルの市場に成長する可能性があると話している。
Forbesは、「これはゲームをするのに最適な携帯型デバイスだという議論が成り立つ。--まったく新しい種類のゲームだ」というJobs氏の発言を引用している。記事によれば、実際に現在App Storeで提供されている3528本のアプリケーションのうち、26%がゲームに分類されているという。Electronic Arts、id Software、カプコン、セガなど多くの企業が、同サービス向けのゲームを作る意図を示していることを知っているゲームファンにとっては、これは驚くべきことではない。
DSがかなりの普及台数を誇っている点は認めながらも、ForbesはDSは「少し疲弊しているように見える」と議論を続け、2008年中にAppleが1700万台のiPhoneを製造するというアナリストの予想を引用している。「カートリッジに依存しているということ以外にも、Palm Pilot(大きな普及台数を誇る別の端末)のようにスタイラスを使っているという問題もある」と、コラムニストは書いている。
App Storeのもう一つの利点は、そのデジタル流通モデルだ。「App Storeではゲームファンはボタンを押すだけでゲームを購入し、最新のゲームを買ってすぐに遊ぶことができる。店まで歩いていって35ドルのゲームカートリッジを棚から買うのに比べ、Appleは何百もの無料のゲームを提供し、別の何百かのゲームを10ドル以下で提供している。」とこの論説では述べられている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ




