マイクロソフト、Ensemble Studiosの閉鎖を認める
翻訳校正:石橋啓一郎
米国時間9月9日に表面化した、Microsoftが社内の開発スタジオEnsemble Studiosを、SFリアルタイムストラテジー(RTS)ゲーム「Halo Wars」の開発終了をもって閉鎖するといううわさが、本当であることが早々に確認された。Microsoftは同日発表した声明の中で、Ensemble Studiosを2009年初めに予定されているベストセラーである「HALO」シリーズのXbox 360専用RTSの出荷後に閉鎖する予定であることを認めた。
Microsoftは声明の中で、「Ensemble Studiosのチームは、『Age of Empires』『Age of Mythology』、そして非常に期待の高い『Halo Wars』のリリースで、ゲーム業界に計り知れない貢献をしてきた」と述べた。「今回の判断は、Ensemble Studiosの人材や『Halo Wars』の品質を原因とするものではない。実際、『Halo Wars』を試してみるチャンスのあった多くの人たちは、このゲームはすばらしいものになるだろうという意見で一致している」(Microsoft)
Microsoftは同スタジオを閉鎖する予定だが、Ensemble Studiosの上層部は今後も動き続ける予定だ。今回の声明の中で、MicrosoftはEnsemble Studiosの「首脳部」は新たな開発スタジオを作る予定であり、すでにMicrosoftと「Halo Wars」の発売後のサポートを継続する契約を結んだほか、「Microsoft Game Studios(MGS)の他のプロジェクトに取り組む」と述べている。
閉鎖の理由について、Microsoftは「これはMGSの成長を維持していく上での財務的な判断に基づくものだ。Ensemble Studiosを閉鎖するという判断は簡単なものではなかったが、Microsoft新規に作られるスタジオに移らないEnsemble従業員の多くを、できる限りMicrosoft内の仕事に配置できるように取り組んでいるところだ」と述べている。
「Age of Empires」ブランドのシリーズは、1997年に初めてPC用の最初のタイトルが発売されてから、2000万本以上販売されている。NPD Groupによれば、PC用の「Age of Empires III」は米国だけで2008年7月までに115万本販売されており、それに加え拡張パック「ザ ウォーチーフ」は30万5000本近く売れている(2本目の拡張パックである「アジアの覇王」は、「Rise of Nations」の開発会社であるBig Huge Gamesによって開発されている)。
Ensemble Studiosは2001年以降、Microsoftの社内スタジオになっていた。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ



