LucasArts、ESAを離脱--E3には参加
翻訳校正:石橋啓一郎
Electronic Entertainment Expo(E3)の将来に関する議論が渦巻いている。これは、主催者であるEntertainment Software Association(ESA)が、2006年にはゲーム業界で最大規模だったこのイベントを劇的に縮小する決定をしてからのことだ。ESAはこのショーの妥当性に関する議論の最中で、E3への重い足取りを続けてきたが、2008年5月、まもなく合併する予定のActivisionとVivendiがこの業界団体の会員資格を更新せず、年次イベントであるE3にも参加しない意向を発表した。これはESAにとっては大きな打撃となりうるものだ。
さらに今度は、別の一流ゲームメーカーがESAと袂を分かつことを決めた。GameSpotはStar Warsのゲームを扱っているLucasArtsがESAの会員資格を更新しない予定であることを確認した。ただし、同パブリッシャーは7月15日から17日にLos Angeles Convention Centerで開催される2008年のE3 Media and Business Summitには参加する予定だ。
「われわれは、LucasArtsがもはやESAの会員ではないことを認める」と、LucasArtsの広報活動ディレクターであるMargaret Grohne氏は述べた。「われわれは企業として、今後も消費者に対し最高のインタラクティブな体験を提供することに尽力し、この業界におけるESAの使命を支える。LucasArtsはE3に参加する」(Grohne氏)
ESAは素早くLucasArtsの離脱と、明るく描かれたESAの将来を示す声明を発表した。
「1994年の設立以降、Entertainment Software Associationは成長し、テレビゲームおよびコンピューターゲーム業界の声を代表する存在になった」と、ESAの連絡および調査担当シニアバイスプレジデントのRich Taylor氏は述べた。「ESAには2007年に参加した3社を含め、25社の会員企業がいる。本日、われわれは会員企業の1社であるLucasArtsが会員資格を更新しない決定をしたことを確認した。われわれは各会員を重要だと考えているが、LucasArtsが今回の決断に至った個別要因を尊重する。2007年は業界にとって記録的な年となり、我が国の社会的、文化的、経済的な展望に対し、この業界は重要な役割を担うようになってきている。われわれはこの業界が今後も繁栄し続けるであろうことを確信しており、ESAは今後も娯楽ソフトウェア産業全体にとって有益な環境を作っていく」(Taylor氏)
ActivisionとVivendiのESA離脱にならい、NCsoftとFoundation 9を含むいくつかのパブリッシャーや開発会社が2008年のE3 Summitへの不参加を表明している。しかし、Electronic Arts、Bethesda Softworks、Warner Bros. Interactive、Majesco、D3パブリッシャーを含む他の多くのゲームメーカーは、今回の毎年恒例のトレードショーへの参加を明言している。ただし、当初は参加を表明していたid Softwareについては、2008年のショーに参加するかどうかは依然として明らかではない。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ



