ActivisionとVivendi、ESAから脱退--E3 Summitにも不参加
翻訳校正:石橋啓一郎
米国時間5月1日、ゲーム報道業界の一部の人に対し、2008年のE3 Media & Business Summitへの登録案内が送られてきた。この案内状は、2008年に再びLos Angeles Convention Centerで7月15日から17日にかけて開催されるイベントへの譲渡不可能な登録権を提供するものだ。招待者はすぐに、参加企業のリストに任天堂やソニーやMicrosoftは含まれているが、いくつかの有名なパブリッシャーが欠けていることに気づいた。Vivendi、Warner Bros.、Bethesda、その他のいくつかの企業は、主催団体であるEntertainment Software Association(ESA)のE3のウェブサイトに掲載されておらず、国際的な巨大パブリッシャーであるActivisionも同様の状況だ。
GameSpotは2007年のショーには参加していながら、最新のESAのサイトには掲載されていないいくつかの有名パブリッシャーに連絡を取り、Warner Bros.、Bethesda、id Software、Majesco、D3パブリッシャーは同イベントに参加する予定であることを確認することができた。
しかし、少なくとも1つのパブリッシャーは、2007年に比べ大幅に縮小される2008年のESAのイベントには参加しないことがわかった。ActivisionはGameSpotに対し、同社は2008年のロサンゼルスで開催されるE3 Media & Business Summitに参加しないだけでなく、業界団体であるESA自体から脱退したことを認めた。
「慎重な検討の結果、事業上の理由からActivisionはESAの会員資格を更新しないことを決定しており、E3のいかなる公式活動にも参加しない」とActivisionの広報担当はGameSpotに対し説明した。さらに、「われわれはESAが州政府や連邦政府との間で、長年の間に達成してきた業績を高く評価しており、今回のショーが成功することを祈っている」と述べている。Activisionは、GameSpotからの問い合わせに対し、E3の開催期間中にロサンゼルス地域でイベントを開催するかどうかについては明言を避けた。
ActivisionのESAからの脱退は、目前に迫っている合併の相手企業であるVivendi Gamesもこれに倣うだろうことを示している。Activisionの動きに対するESAからの声明で、Vivendiも同団体の会員資格の更新を行わないことを決定したことが確認された。
「Entertainment Software Associationは今後も米国のコンピュータゲームおよびテレビゲームのパブリッシャーの声を代表するものだが、ActivisionとVivendi Gamesは会員資格を継続しない選択をした」と連絡および調査担当シニアバイスプレジデントのRich Taylor氏は声明で述べている。「ESAはわれわれの産業の目的を押し進めるために今後も活動を続けるもので、業界全体のために知的財産の保護、米憲法修正第1条の権利の保護、有益な環境の情勢などの活動を進めていく。われわれが会員企業と業界全体に対し提供する高水準なサービスと価値は今後も変わらない」(Taylor氏)
GameSpotはVivendiに対し、同社およびBlizzard EntertainmentとSierra Entertainmentを含む同社の子会社が2008年のイベントに参加するかどうかについてコメントを求めたが、本記事掲載時点までに回答を得られなかった。ただし、Activisionの最高経営責任者(CEO)Bobby Kotick氏は最近、今回の190億ドル近い規模の合併は6月末までに終了する予定であると述べており、これはこのイベントの1週間前にあたる。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ


