Codemasters、セガレーシングスタジオを買収
編集校正:石橋啓一郎
セガが4月に入ってから英国ソーリハルに拠点を置くスタジオを閉鎖することを発表した際には、それがセガレーシングスタジオの終焉のようにおもえた。しかし、Codemastersが現地時間4月25日、この「SEGA RALLY REVO」の開発スタジオを直ちに買い取るとの発表を行い、同スタジオは救われることになった。
Codemastersはレースゲームのジャンルではすでに定評がある。同社のコリン・マクレーシリーズはラリーレースのゲームで、2007年にはこのゲームは「DiRT」に進化した。また、最新作「GRID」が期待されているレースゲームのTOCAシリーズも同社が手がけている。
「この機会をつかんだことで、われわれはレースゲーム分野での計画を拡大するための追加資源を得た」とCodemastersの最高経営責任者(CEO)Rod Cousens氏は述べた。「われわれはこの40人以上の人たちを歓迎したいと考えており、これはセガの友人たちとの全面的な協力によって実現した」(Cousens氏)
このレースゲームを専門とするセガレーシングスタジオを閉鎖しようとしていた理由として、セガは同スタジオの主力タイトルである2007年のXbox 360、PLAYSTATION 3、PC用のSEGA RALLY REVOの成績の低迷を要因として挙げている。同ゲームのPSP版は、外部のスタジオであるBugbear Entertainmentが手がけた。
「この判断は、各スタジオが確実に独立採算が取れるよう、セガが行っている欧米の開発スタジオの見直しの一環として下されたものであり、残念ながらセガレーシングスタジオの5年計画は、セガの事業を前進させるだけの十分な利益を上げることができなくなった」と、同社は発表した。
この閉鎖は、カナダがゲーム開発産業に対する投資を増やしたことで、世界ランキングが3位から4位に下がった英国のゲーム開発産業にとっては打撃だった。その一方で、Entertainment and Leisure Software Publishers Associationによれば英国でのゲームの売り上げは増加しており、2008年の第1四半期には4億1840万ポンド(8億2890万ドル)を売り上げている。
Codemasters StudiosのバイスプレジデントGavin Cheshire氏はGameSpotに対し、「Codemasters Studiosは成長曲線を維持している。過去12カ月間に、われわれはギルフォードにスタジオを開設しており、今回のセガレーシングスタジオの買収はわれわれの開発者数を350人超に押し上げ、英国のゲーム開発に大きな力を作り出すことになる。われわれは人材に投資し、スマートな技術を作っており、今回セガレーシングスタジオの開発者たちに素晴らしいチームに参加する提案ができることを誇りに思う」と話した。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ




