翻訳校正:ラテックス・インターナショナル
カナダの学生らは、互いに相手に「Wii」のトレーニングをやらせ、このベストセラービデオゲーム機によってカウチポテト族が一汗かくことができるのかを検証した。
ノバスコシア州東海岸に位置する都市ハリファックスにあるダルハウジー大学の28人の学生が、任天堂のゲーム機を従来からの形式の運動と比較して、ゲームをプレーすることが実際にトレーニングになるのかどうかを検証した。
「わたしは友人とWiiボクシングをプレーしていて、それがいかに激しい運動であるかを知った」と運動療法を専攻する4年生のJustin White君は述べている。
「わたしは心の中で『自分は任天堂のゲームをやって汗をかいている。今後もこれを続けるかもしれない』と思った。そこでわたしがプロジェクトの概略をまとめ、クラスもそれをやってみる価値のあるプロジェクトだと判断した」とWhite君は言っている。
「運動生理学の応用」のクラスに所属するWhite君と27人の学生は、Wiiボクシングゲームを30分間プレーすることによる身体への影響を、近くの公園での30分間のウォーキングと、同様に30分間の「ボクササイズ」ビデオを実行した場合とで比べた。
学生全員がすべての活動を実行した。それぞれのトレーニングで心拍数を計測したが、すべての参加者は3つのトレーニングすべてを実行するのはかなりきついと思ったと述べている。
検証の結果わかったことは、Wiiによって人々はカウチから立ち上がり、より活動的になるのは確かだが、心臓血管トレーニングとしては不合格ということだった。
「それほどきつい運動ではないので心臓血管のフィットネスを求めるなら何か別の運動を勧める」とWhite君はインタビューで説明している。
「しかし、単に体重を落としたいというなら、手始めにやってみるには良い方法だ。また、その他の運動への導入にもなりうるし、人々が本物のスポーツに興味を抱くきっかけにもなるかもしれない」とWhite君は言い添える。
学生たちは最も激しい運動はボクササイズビデオであり、一方、公園を散歩するのは最も楽だったと言う。
White君は検証結果を出版することを検討しているが、インタラクティブなフィットネス教材は人々が運動を楽しみ、したがってより多くの頻度で運動をするようになるための優れた方法になるかもしれないと考えている。
「わたしは常々、ある人にとって最も優れた運動はその人が実際にやってみることができる運動だと思っている」とクラスの教授であるJo Welch氏は声明で述べている。
「なぜなら多種多様な活動があるので異なる人々が自分の好きな活動に興味を持つようになるし、利用できる多くのオプションがあればあるほど、実際に運動をする可能性が高まるからだ」(Welch氏)
任天堂は2008年には、ユーザーがさまざまな運動を実行してBMI(肥満度指数)の変化を追跡できるエクササイズゲームの「Wii Fit」をリリースする計画だ。このゲームで日本ではすでに100万本以上が売れている。
この記事はReutersのニュースを契約の下、シーネットネットワークスジャパン編集部が編集したものです。海外Reutersの記事へ



