セガ、ドリームキャスト2を計画とのうわさ
編集校正:石橋啓一郎
情報源:トレードマークを追いかけているサイトTrademorkは12月3日の週、セガが「Dreamcast」の名前の権利を保護する新たな出願を申請したと報じた。同サイトは、セガがドリームキャスト2で再びハードウェア市場に参入する準備をしているのではないかと憶測した。多くのウェブサイトがこの憶測に飛びつき、これに小さな疑問を呈しながら伝えていった。
うわさ:セガのドリームキャストは、米国では1999年9月9日に発売された。ドリームキャストは「ソウルキャリバー」「NFL 2K」「Jet Grind Radio」を含む評価の高いゲームの品揃えを誇っていたが、市場に足がかりを作るのに苦戦した。発売から1年半足らず、そしてソニーがPlayStation 2を発売したわずか2カ月後の2001年1月に、セガは公式にドリームキャストとゲームハードウェア自体を諦めた。
当時Sega of Americaの社長兼最高経営責任者(CEO)であったPeter Moore氏は、単刀直入に同社の撤退について説明した。「ハードウェア競争はますます激しくなってきている。特に、競合他社ほど十分な資金を持っていないセガのような企業にとってはそうだ。われわれは、われわれの継承物であり、折り紙付きの実績を持つソフトウェアに注力することを選択した」と、Moore氏は当時話している。
この業界を追いかけていれば、あるいは少なくとも最近2年間洞窟で暮らしていたのでもなければ、この業界の状況がMoore氏が説明した頃から大きく変わっていないことを理解しているだろう。何か違いがあるとすれば競争がより激しくなっているということであり、一方セガの資金力はあまり大きくなっていない。ハードウェア競争に戻れるだけの資金力がないことは確かだ。MicrosoftはXboxを離陸させるのに膨大な資金を投資しているが、ようやくその部門から維持可能な利益が上げられる可能性が見えてきたに過ぎない。ここまでに7年間、3つのHalo、2つのゲーム機を経ている。
さらに、Microsoft、任天堂、ソニーから実質的な市場シェアを奪うために、セガが何を提示できるかという問題がある。同社の最大の資産は、ソニックやバーチャファイターなどの一連の有名なシリーズとそのブランドだろう。7年前、ドリームキャストがPlayStation 2の発売が近づいているという見込みだけを相手に競争に敗れたとき、その力は不十分だったということが証明されている。
この業界はこれまでで最大になっており、ハードウェア市場にかかる資金もそれに応じて高くなっている。セガは7年前に店を畳み、ハードウェア競争の脱落者でいるよりはサードパーティパブリッシャーの世界の強打者でいる方がよいと判断した。同社が今になってこの競争に戻ってこようと考える理由はない。
公式見解:「ゲームファンすべてが(私自身も含め)新しいドリームキャストを見たいと思っているだろうが、これはどちらかと言えば単なるうわさから生まれた希望的観測に過ぎないようだ」--セガの広報担当
ガセか本当か:ガセである。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ


