苦境に立たされるPS3
翻訳校正:石橋啓一郎
10月の第3週は、ゲーム業界アナリストのPLAYSTATION 3の9月の販売数の不甲斐なさを嘆く声で終わった。しかし、これらの数字を総合し、不透明ながらもPS3の将来により暗い影を投げかけるニュースが流れてきている。
San Jose Mercury Newsのコラムニストであり有名な著作家であるDean Takahashi氏は、今年「ソニーはサードパーティ開発会社に、苦戦している同社のプラットフォームを見捨てないで欲しいと嘆願して回っている。過去の傲慢さと比べると、この態度の変化は大きな違いだ」と述べている。
Takahashi氏は、PS3が諸刃の剣で斬られている状況だという一般的な意見に同意している。PS3のゲームの開発は労働集約的である一方、同プラットフォームの普及台数は任天堂WiiとXbox 360に遠く及ばない状況だ。NPD Groupの調査によれば、9月末時点で、PS3は2006年11月の発売以降米国で190万台しか売れていない。
これに対し、同じ昨年11月に発売されたWiiは450万台販売されている。Xbox 360は、高く付いたハードウェア障害問題がよく知られているにも関わらず、2005年11月の発売以来、米国内で680万台を売り上げている。
「開発会社がゲームの作り方を習得するに従って、PS3が強みを発揮するという議論はある」と、Takahashi氏は推量してみせる。「しかし開発会社は、PS3のゲーム1つを作るのにかかる人員数で、4つから5つのWiiのチームを作れることを知っている。Wiiのゲームはすぐに供給過剰になってしまうかもしれないが、これはPS3のゲームの数が不十分な状況ほどは悪いものではない」(Takahashi氏)
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ


