E3 2007:従来型とどこが違う? 新型PSPをさっそくレビュー
翻訳校正:佐藤卓、長谷睦
ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)が、長い間噂されていた「PlayStation Portable」(PSP)の新モデルを、ゲーム業界の見本市「E3 2007」の記者会見でついに発表した。最近、PSP関連とみられる新たな特許申請があったことから、新型PSPには回転型ディスプレイと携帯電話機能が搭載されるという噂も出ていた。しかし、SCE社長兼グループCEOの平井一夫氏がE3 2007で発表した新デザインのPSPには、予想ほどの派手さはなかった。新しい「デザイン強化版」のPSPは、これまでより軽量化、薄型化を実現し、重さは従来版のおよそ3分の2、厚さはおよそ5分の4となった。SCEは、現行デザインのPSPの発売を段階的に終了し、2007年9月には新しいモデルに切り替える予定だ。
|
|---|
| 厚さは従来版のおよそ5分の4 |
重さが軽くなったことは、新型PSPを手に取るだけですぐにわかる。あまりにも軽いため、バッテリかUMDが搭載されていないのではないかと思ってしまいそうだ。SCEでは、本体の消費電力を抑えることで、バッテリを小型化しながら5時間のバッテリ駆動時間を維持した、としている。従来型PSP向けのバッテリも使用可能で、その場合はプレイ時間が2倍に延びるが、標準のバッテリカバーでは従来型向けのバッテリを収納できない。SCEでは、大きいバッテリを収納できる専用カバー付きの大容量バッテリセットを発売する予定だ。
従来型との違いはごくわずかだが、GameSpot編集者の何人かは、新しいPSPの方向キーとボタンについて、押し込んだときの反応がやや良くなり、全体的な操作感が向上していると感じた。その他にも、UMDドライブのふたを締める部分にスプリングがなくなったことや、方向キーとボタンのすぐ上にスピーカー用の穴が新しく開けられていることなどが、気づいた相違点だ。ヘッドホンジャックも変更されており、通常のプラグを持つヘッドホンも動作するが、今度のPSPでは、新しいジャックに対応したリモコン付きヘッドホンが別売で発売される。メモリースティック デュオ用のスロットは、位置がやや変わったものの、これまで同様左側面にある。一方、ワイヤレスLANスイッチは、これまでの左側面から上部へと大きく移動している。これでうっかり触ってしまう恐れははるかに少なくなった。
[Update]従来PSP-1000と数値での比較記事もご覧ください。
| « 前のページ | 次のページ » |



