EA、カジュアルゲームを強化--元アクティビジョン幹部を責任者に
翻訳校正:編集部
Electronic Arts(EA)がカジュアルゲームに真剣になりつつある。世界最大のサードパーティーパブリッシャーである同社は、従来のゲームユーザーとは異なる層を狙った、「手軽に遊べる」ゲームを提供する部門であるEA Casual Entertainmentを設置することを発表した。この新しい部門の責任者としてEAが選んだのは、Activision Publishingの前プレジデントであるKathy Vrabeck氏。同氏はEAのライバル企業である世界的な開発スタジオを率いていた。
EAはもはやカジュアルゲーム市場の新参企業とは言えない。同社のカジュアルゲームポータルであるPogo.comは、毎月1100万人以上のユーザー数を誇っている。EAは2005年にEA Mobile(以前はJamdatと呼ばれていた)を、6億8000万ドルで買収している。また最後に、ユーザーがコアなゲーム人口の外側にも広がるSimsシリーズは、カジュアルゲームかどうかを問わず、ゲーム界で最も成功しているゲームシリーズであり、2000年のデビュー以来8500万本を売り上げている。
EA Casual Entertainmentは家庭用ゲーム機、PC、携帯型端末、携帯電話のゲームを開発、販売する。同社は新部門のゲーム、フランチャイズ、ライセンスなどについては後日発表する。

Kathy Vrabeck氏
アナリストはこのニュースに好意的だ。Lazard Capital MarketsのColin Sebastian氏は、Vrabeck氏のような「実績ある業界のリーダー」を選んだことを称賛しており、この動きは、最近最高経営責任者(CEO)に選出されたRiccitiello氏が同社をどの方向に進めていきたいかをある程度反映させていると付け加えた。
Nollenberger Capital PartnersのTodd Greenwald氏はVrabeck氏を「堅実な採用」と呼び、この動きはEAがすでに持っているHarry Potter、The Sims、Pogo、携帯電話用のEA Mobile Tetrisなどのカジュアルコンテンツをてこ入れするはずだと述べている。ただし、Greenwald氏はEAが必ずしもカジュアルゲーム市場に参入する最初の企業ではなく、Ubisoft、THQ、Majescoなどもこの市場の人口を取り込もうとしていることを指摘した。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ


