【TGS】METAL GEAR SOLID 4イベントレポート
KONAMIブース小島プロダクションステージでは、メタルギアソリッドシリーズや「ボクらの太陽 Django&Sabata」、「株式売買トレーナー カブトレ!」など、小島プロダクションが手がけたタイトルの情報を一日中、多彩なステージで発表していた。 今回はその中でも「METAL GEAR SOLID 4 GUNS OF THE PATRIOTS(MGS4)」のステージをレポートする。
ステージの様子。左から聞き手の菊池由美氏、シリーズの生みの親でディレクターの小島秀夫氏、ゲストの福山潤氏、ディレクターの村田周陽氏
冒頭は今までの復習として、昨年の東京ゲームショウ2005にて公表されたトレーラー、そして今年の5月にE3で発表になったトレーラーが流された。 そのトレーラーを見ながら小島監督からは、主人公であるスネークが年老いたこと、戦争がビジネス化され当事者ではなく傭兵やメカが代理として戦争をおこなう世界であること、舞台は中東であること、といった補足も話した。 そして、今回のテーマは、MGS1〜3までは後世に伝えなくてはいけないことだったが、今回は後世に伝えてはいけないこともある、それを年老いたスネークが感じている、といった意味深な発言もあった。
復習が終わり、MGS4への出演が決まった声優の福山潤氏をまじえ、しばしトークショーが続いた。小島監督曰く、福山氏の担当するヌル(キャラクター名は初公表)はMG4においてスネークの次に重要な役割を果たしているとのこと。また、同じ役でPSPで発売される「METAL GEAR SOLID PORTABLE OPS(MGS PO)」にも登場している。MGS POはMG3とMG4をつなぐ物語とのことなので、こちらにも要チェックだろう。 福山氏自身もMGSシリーズのファンであり、小島監督のヒントのみで自分の配役を当ててしまったとのこと。
次にMGS4において、今までと一番変わったこととして、新しい隠れ方が発表された。今までは見つからないように物陰へ隠れていたが、今回は視界に入っても気にされない隠れ方になったという。かくれんぼのときに体を隠せる場所に隠れてしまうと、鬼のほうも必ず体が隠れる場所を探すので見つかりやすい。ちょっとした暗がりなど視界には入っているけどオープンなところで、まさかいないだろうと思わせるような場所に隠れた方が探さないので見つかりにくいということだ。 このモチーフになったのはタコが色どころか体の起伏も変化させて周りの風景にとけ込む擬態だったので、「オクトパス」+「カムフラージュ」で「オクトカム」と小島監督が命名したとのことだった。
実際にゲーム上ではどのようになるかということで、ムービーではなくゲーム中の画面で構成された最新トレーラーが公開された。 その中でスネークは死体や壁にオクトカムで擬装し、敵兵をやりすごすシーンが収録されていた。町にある銅像にオクトカムし、敵兵をやり過ごすシーンはわかっている人間にはコントのようにも見えるが、表面の質感などは年代物の銅像そっくりになっており、実際に遭遇すれば、誰もそれが人間だとは思わないだろう。
次に小島監督とスタッフがおこなった取材旅行と射撃講習やサバイバルゲームなどの様子などのスナップが公開された。取材旅行ではトレーラーに登場した中東だけではなく、さまざまな地域が映し出され、舞台が中東だけではないことがわかった。
その後、MGS4制作に関わるアーティストの紹介があった。 音楽はMGS2、3の音楽を担当したハリー氏。むずかしいけど、映像に負けない音楽をつくっていくという力強いコメントが寄せられた。 ロゴとオープニングムービーはローガン社のアレックス氏。ローガン社はiPodのCMやマドンナのPVなどで有名であり、社名を知らなくても、作品を見れば、すぐにああ、あれを作ったところかとわかるだろう。 MGS3では操作できるオープニングというサプライズを仕込んだが、今回はそれ以上のものを考えており、発売日当日はその問い合わせでKONAMIのお客様係の電話がパンクするだろうと言っているので、これは期待が持てそうだ。
最後に小島監督は、MGS4でスネークは伝えてはならないものの存在に気づくが、この作品自体は何十年も伝えられるようなものにしたいと述べた。
関連URL
【小島プロダクション公式サイト 】
http://www.konami.jp/kojima_pro/


