【無限回廊】シンプルで奥深いだまし絵の世界がパズルになった
ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンは、PSP用ソフト「無限回廊」とPS3用ソフト「無限回廊 -序曲-」を2008年3月19日に同時発売する。また、本日2月1日から公式サイトも本格稼働をはじめた。
公式サイトより
「無限回廊」の原点は、現在は九州大学ベンチャービジネスラボラトリー非常勤研究員である“藤木淳”氏によって2006年に発表された作品「OLE Coordinate System」で、下記の数々の賞を受賞している。
- NHKデジタルスタジアム ベストセレクション入選
- 2006 Asia Digital Art Award ADAA大賞受賞
- 第10回文化庁メディア芸術祭アート部門優秀賞受賞
- NHKデジタルスタジアム デジスタアウォード2006グランプリ受賞
錯視いうのは、文字通り「目の錯覚」を利用した現象で、平行に見えない平行線、同じ大きさに見えない同じ図形などがよく挙げられる。
その中でも無限回廊の錯視は、オランダの画家エッシャーのだまし絵に似ている。「いつまでも流れ落ちる滝」や「永遠に上り続ける階段」など一度は見たことがあるのではないだろうか。
それが、「ゲームやろうぜ! DEGITAL MEISTER」によって、アート、知覚研究、そしてゲームとの高次融合を果たした。
目に映るものすべてが真実という唯一無二のルール
視点を変えることでまったく異なる形相を見せる回廊。
そこに確かに存在する(はずの)落とし穴や道の途切れが隠れる視点、高さが異なる回廊の上下が逆転して見える視点。
その「視点」、見えている状態こそが、この世界の現実(ルール)となる。
そこに道がうまれる。
“錯視”の5つの不思議なルール
見えている状態が世界の現実(ルール)と書いたが、それは実際にはどういったことなのか、以下の5つの言葉で分類される。
主観的移動
主観的着地
主観的存在
主観的不在
主観的跳躍
多彩なプレイモードとプレイルール
ゲームのルールはだいたいイメージできただろうか。それでは、次はPSP版とPS3版、それぞれの特長などを紹介していこう。
共通プレイモード
- 〜infinite〜
ランダムに出現する不思議な7つの回廊を解く。 - 〜box〜
難易度別に並ぶA〜Gまでのコースからピンとくる回廊を選択してプレイできる。さて、本日の1回廊は? - 〜canvas〜
グリッドも何もない白い3D空間でオリジナルの回廊を描くことのできる不思議体験。
〜solo〜(共通プレイルール)
空中に浮かぶ謎の回廊(ステージ)。その中にたたずむ、自分の影(=エコー)たち。
プレイヤーは視点を回転させ、錯視の不思議を利用して道を紡ぎ、歩き続ける白い人形(=キャスト)にすべてのエコーを通過させよう。
PS3版はこのプレイルールのみ。
〜Pair〜(PSP用ルール)
PS3版とはまったく異なるステージが100つまったPSP版では、さらに通常のsoloモードでの遊び以上に異なる(そして頭を悩ませる)ゲームルールで3倍楽しめるボリュームに。
〜Pair〜は、黒と白のキャストをそれぞれ同じ色の片割れと合わせていくルール。同色のキャストを合わせると灰色のキャストになり、灰色のキャストをあわせることでクリアとなる。
〜Others〜(PSP用ルール)
〜Others〜は、基本はsoloと似ているが、白のキャストを黒のキャストが邪魔する立場になる。白のキャストが黒のキャストにぶつかるとスタート地点に戻されてしまうため、黒のキャストにぶつからないように、エコーにたどり着くルートを探さなければいけない。
〜canvas(カンバス)〜(共通プレイモード)
いわゆるステージエディットモード。
自由に造形物を作る喜び。しかし、グリッドも何もない、ただ赤いキューブがあるだけの、ブラックホールならぬ「ホワイトホール」のような場所で、さらなる錯視体験が待つ。
錯視をマスターし策士になろう!
錯視で悩まされていた側から、錯視で悩ます側(策士)へと華麗なる転身をしよう。
自分が作った回廊は、PSPはアドホックモードを使用してユーザー間で授受が可能。
PS3版はフレンド登録した友人との授受はもちろん、なんと専用サーバへの投稿が可能となっているので、より多くの人とステージの共有が可能になる。もしかすると追加パック入りなんてことも!?
公式サイト本格稼働開始。錯視クイズに挑戦だ!
長々とゲーム内容の説明をしてきたが、だいたい把握はできただろうか。まだ何を言っているのかいまいち理解できないという方は、ぜひ公式サイトの動画を見てほしい。
百聞は一見にしかず。きっと「無限回廊」がどんなものかはわかるはずだ。
そして、ルールを把握したら、同じく公式サイトにある「回廊研究所」内の「課題」にある錯視クイズに挑戦してみよう。
シンプルで奥深く、脳トレーニングにもなるパズルゲーム。最初に書いたエッシャーのだまし絵のごとく、無限回廊にはまりすぎて永遠に抜け出せなくならないように注意しよう。
【無限回廊】
発売日:2008年3月19日(木)発売予定
価格:3980円(税込)
ジャンル:錯視パズル
プラットフォーム:PSP
CERO:審査予定
【無限回廊 -序曲-】
発売日:2008年3月19日(木)発売予定
価格:未定
※PLAYSTATION StoreにてDL販売
ジャンル:錯視パズル
プラットフォーム:PS3
CERO:A(全年齢対象)
「無限回廊」公式サイト
http://www.jp.playstation.com/scej/title/mugen/
(C) Sony Computer Entertainment Inc.
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