3D映像機能を備えたPS3が2008年に登場?
編集校正:石橋啓一郎
バーチャルボーイのことを覚えている人の多くは、忘れたいと思っているらしい。任天堂が1995年に日本と北米でリリースした、初めての3Dのゲームプラットフォームであるバーチャルボーイは、その欠点の方が有名だ。このゴーグルを使った半携帯型のモノクロディスプレイは、光学的な問題を抱えており、バーチャルボーイのゲームには、ユーザに目の疲れを避けるために15分ごとにゲームをやめて休むようにとの警告が付けられていた。この悪条件はプラットフォームの失敗の原因となり、バーチャルボーイの販売の失敗は、ゲームのハードウェアで愚行を冒すことに対する警告として、今でも語り継がれている。
とはいうものの、3D映像のエンターテインメントに対する夢は今でも健在だ。著名な映画監督James Cameron氏は、次のSF映画「Avatar」でデジタル3D映像を使っており(この映画はゲーム化も行われる)、多くの映画制作会社がこの技術に興味を示している。このことから、8月22日にCraveのレポーターが日本の大企業三菱から3D技術のデモを受けたことは不思議ではない。
あるブログの記事には次のようにある。「本物の3Dの奥行き感があり、スクリーンからものが飛び出しているような、物体の3D感が得られる。デモ用の素材はすべて3Dで撮影されたものだが、プレゼンテーションの意外な情報として、三菱はどうやら研究所で既存の2D映画を3Dに再生中に変換することの出来るBlu-rayプレーヤーを持っているということだった」
三菱の代表は、この技術は早ければ「2008年のはじめ」にBlu-rayプレーヤーに組み込むことが出来ると述べているようだ。さらに、このブログの記事ではさりげなく、「三菱は家庭用ゲーム機メーカーの1つと、この3D技術をゲーム機のシステムに組み込むことを議論しているとほのめかした」とある。市場に出ている家庭用ゲーム機でBlu-rayフォーマットを利用できるのはPLAYSTATION 3だけであることから、このメーカーがソニーであることはほぼ確実だ。もし、MicrosoftがBlu-rayの対抗技術であるHD-DVDを密かに見捨てているか、任天堂が高品位の3Dグラフィックを扱える新しいWiiを準備しているのでなければの話だが。
現在のところ、ソニー・コンピュータエンタテインメント・アメリカはコメントを避けている。
ガセか本当かというと、ソニーと三菱が話しているということは99.9%本当だろう。しかし、大量の研究が行われている、あらゆる実験技術がものになっていないことを考えると、3D技術を備えたPS3が、すぐにリビングルームに登場する保証はない。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを 編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ


