PS3にDVR機能、PSPにメッセンジャーサービスが発表される
翻訳校正:石橋啓一郎
2006年1月に開かれたConsumer Electronics Showで、ソニーの役員は、2カ月以内に同社の「Connect」サービスでPlayStation Portableに音楽とビデオをダウンロード出来るようにすると発表した。しかし、これは起こらなかった。2006年の3月は静かに過ぎ、ソニーのマルチメディア携帯ゲーム機に、同社のiTunesになるだろうサービスが提供される兆候はなかった。
その後、2007年8月の初め、オーストラリアの役員が、ソニーはPLAYSTATION 3用のデジタルテレビサービスを用意しているとほのめかした。ニュージーランドの新聞社との話の中で、同役員はTiVoに似たサービスについての概要を話し、このサービスではPS3をテレビチューナー兼パーソナルビデオレコーダー(PVR)として使えるようになると述べた。
8月22日、ドイツのライプチヒで開かれているGames Conventionで、ソニーは正式にPSPとPS3の両方に対する同社のマルチメディア戦略について発表した。合わせてPlayTVと呼ばれるこのサービスは、PS3にPVRとテレビチューナー機能を組み込み、ユーザーはテレビ番組をPS3のハードディスクにテレビ番組を録画し保存することができるようになる。ハイビジョンテレビチューナーは二段構造であり、ユーザーは1つの番組を試聴しながら、別の番組を1080pまでの解像度で録画することが出来る。そこから番組をPSPに転送して移動中に見たり、PS3-PSP間のストリーミング機能を通じて遠隔から試聴することも出来る。PlayTVはまた、7日分の番組ガイド機能を持ち、Sixaxisゲームコントローラーから操作することができる。
PlayTVが世界中のPlayStationユーザーに強く訴えかけることは疑いないが、今のところこのサービスは西ヨーロッパのフランス、イタリア、ドイツ、スペイン、英国の5か国だけで発表されている。ソニーは北アメリカとアジアの計画についてはまだ発表していない。ソニーのライプチヒの発表では、費用について触れるのを慎重に避けており、PlayStation Network同様、PlayTVが完全に無料で提供される可能性もある。
ソニーは、今やヨーロッパのゲーム業界最大のイベントとなった大きく広がるGames Conventionを使い、PSPの新しいメッセージングサービスについても発表を行った。このGo!Messengerは、2008年に提供される予定で、PSPにファームウェアの更新時にインストールされ、PSP組み込みの無線インターネット接続を通じてテキストベースのインスタントメッセージの送受信を可能にする。また、その更新では、PSPに現在の予測型のテキスト入力フォーマットの代わりに、完全に新しいキーボードシステムを導入する。
より重要かも知れないのは、Go!MessengerではPSPオーナーがヘッドセットを使ってVoIPによる会話を行えるようになることだ。また、PSPの周辺機器のカメラを使うことによって、無線インターネット接続のあるところではどこでも完全なビデオチャットが出来るようになる。
Go!Messengerの価格については発表されていない。この昨日は英国の通信大手企業BTと共同で開発されており、ヨーロッパで2008年1月に開始される。PlayTV同様、このサービスの北アメリカとアジアでの計画についてはまだ発表はない。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを 編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ


