コーエーらしさ溢れるライトストラテジー【国盗り頭脳バトル 信長の野望】レビュー
2008年6月26日に発売された「国盗り頭脳バトル 信長の野望」は、開始から3分も待たずに激闘が展開し、ゲーム終了3分前でも逆転可能など、手軽に信長の野望を楽しめることをコンセプトに作られたストラテジーだ。
開発は「信長の野望 Online」などオンラインゲーム開発を担当するコーエーソフトウェア3部が手掛けている。
本作のゲームモードには、シングルプレイではシナリオモードと戦乱モードの二つがあり、シナリオモードでは、織田信長をはじめ、武田信玄、上杉謙信、伊達正宗の4人の武将の、史実に沿いつつも結末が史実とは異なる天下統一までのストーリーを楽しむことができる。
もう一方の戦乱モードでは、東北、関東、近畿、などの“各地方マップ”と、東日本、西日本、全国といった各地方マップよりも規模の大きな“大規模マップ”をプレイすることが可能だ。
また戦乱モードにはシナリオモードで選択可能な4武将に加え、北条氏康、毛利元就、長宗我部元親、島津義久の計8武将でプレイできるようになっている。
なお、当然のことながら、ダウンロード通信をはじめ、マルチプレイにも対応しており、ワイヤレス通信、Wi-Fiによる4人同時対戦も可能で、ゲームルールは戦乱モードとほぼ同等のものを楽しむことが可能だ。
自分にあった武将で軍団を編制するコレクション要素
ゲーム中に行う軍団編制には、コスト(知行)の概念があり、ステージによって設定された最大数値と、武将に設定された知行によって軍団の編制を行っていく。
これはカードゲームで行うデッキ構成のようなもので、たとえば2や3など低い知行の武将で軍団を構成し、序盤に幅広くマスを占有していくといった戦略や、7以上の武将で構成し、少数精鋭の軍団で進軍するといったことが可能だ。
また軍団は、所有している武将を自動的に配備する自動編制や“お気に入り”としてデッキ登録することが可能だ。100人以上の武将を手に入れた人であっても“お気に入り”を呼び出すことで、スムースに軍団を編制できる点は嬉しい仕様かもしれない。
ちなみに数多くの武将の中には、前田慶次や柳生十兵衛、佐々木小次郎といった有名武将や姫武将などが存在し、これらの武将を集めることで、バリエーションに富んだ軍団を編制することができるようになっている。
これらの武将はゲームをプレイを重ねることで得られるが、ゲーム開始時は、配下武将の数は少なく、対戦においては非常にバリエーションに乏しい軍団になりがちな点だ。
武将集めのためにゲームプレイを重ねることも王道だが、通信機能による武将トレードなどもあってもよかったかもしれない。
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