対戦プレイが熱い! 【いただきストリートDS】レビュー第2弾!!
GameSpot スコア
| 操作性 | 10 | |
| ビジュアル | 8 | |
| サウンド | 8 | |
| 満足度 | 9 | |
| 独自性 | 8 |
わかりやすさ: 30〜1時間
いつでもどこでも快適対戦! 「Wi-Fiプレイ」!
それでは「Wi-Fiプレイ」はどうか。筆者が自宅の無線LANを使用して試してみたところ、特にトラブルもなく接続でき「DSワイヤレスプレイ」とほぼ遜色ないプレイ感覚で楽しむことができた。
違いと言えば、実際に顔を合わせてプレイするわけではないため、「ピクトチャット」機能の重要性が増したように感じた。むしろ、この機能を使わないと黙々としたプレイになりがちである。にぎやかなプレイを好むプレイヤーは、積極的に(そしてくどくならい程度に)ピクトチャット機能を活用した方が、楽しくプレイできるだろう。
また、「Wi-Fiプレイ」は「フレンドコード」を交換したプレイヤーとしか対戦をすることができない。この仕様には賛否両論があるだろう。しかし、「いたスト」は露骨な妨害がしやすいため、見知らぬ他人同士の対戦では雰囲気が険悪になりすぎたり、最悪の場合「強制的に通信を切断する」という手段でゲームを放棄するプレイヤーも出るだろう。このような無用のトラブルを避け、楽しく遊べるゲームを提供したい……という思いが伝わるこのゲームの仕様は、筆者は強く支持したい。
ちなみに、初めて「Wi-Fiプレイ」で対戦した時はプレイヤーの数が足りなくてCPUキャラを2名ほど入れてみたのが、そのうちの一体(マリオ)が実に空気を読まない出目を連発して、開始30分で早々に目標金額に達してしまった。
もちろん、筆者ともう一人のプレイヤーは全力で妨害をしたのだが、もう一体のCPU(ももんじゃ)がことごとくマリオの高額地形を踏む、マリオのエリア独占を許すような交渉を持ちかけるなど、絶妙なサポートを見せる始末。筆者ら人間勢は、無残にもCPUの前に敗れ去ってしまったのである。
筆者の実力が足りなかったこともあるが、やはりCPUが勝つと納得できない気持ちを抱いてしまうのも確か。
「Wi-Fiプレイ」に限らず、できることなら(CPUを交えずに)友達同士で遊んだ方が楽しいのは間違いないだろう。
隙のない作りを見せるボードゲームの大本命!
このように、「いただきストリートDS」の対人戦も、十分すぎるほど濃い駆け引きが楽しめる内容に仕上がっている。
対人戦を繰り返しプレイして特に感じたのは、“ゲームシステムの隙の無さ”である。
シリーズを重ねて熟成された本作のゲームシステムは、あらゆる要素が複雑に、そして矛盾なく絡み合い、プレイを繰り返してシステムを理解すればするほど納得できるものになっている。
もし、この記事の読者にゲームデザイナーを目指す人がいたら、ぜひ遊んでいただき、この美しいゲームシステムから多くのものを学んで欲しいとさえ思う完成度だ。
前回のレビューでも述べたとおり、すべての面で充実したこの「いただきストリートDS」は、「いたスト」初心者からベテランまで楽しく遊べる作品。
特に、対人戦の奥の深さは果てしないため、かなりの間、濃いゲームライフが送れることだろう。周囲に戦術性の高いゲームが好きな友達がいるユーザーには特に強くお薦めしたい。
すべての面において作り込まれた「いただきストリートDS」は、ニンテンドーDSで遊べるボードゲームの大本命なのは間違いない。ボードゲームファンのみならず、幅広い層のニンテンドーDSユーザーにも遊んでもらいたい1本である。
【いただきストリートDS】
発売日:発売中(2007年6月21日)
価格:5040円(税込)
ジャンル:ボードゲーム
プラットフォーム:ニンテンドーDS
CERO:A(全年齢対象)
「いただきストリートDS」公式サイト
http://www.square-enix.co.jp/itastds/
Profile:闇崎ハヤオ(やみざきはやお)
「ゲーム」と名の付く物ならなんでも遊ぶ雑食性ゲームライター。「いたスト」シリーズで一番やり込んだのはSFC版。好きな戦術は10株売り。普段はチープゲーマーズというサイトで適当な事を言ったり言わなかったり。
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DRAGON QUEST characters:(C) ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SQUARE ENIX
SUPER MARIO characters:(C) 2007 NINTENDO
CHARACTER ILLUSTRATION:SHIRO AMANO
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