ゲーム史に残る二大作品の夢の共演【いただきストリートDS】
GameSpot スコア
| 操作性 | 10 | |
| ビジュアル | 8 | |
| サウンド | 8 | |
| 満足度 | 9 | |
| 独自性 | 8 |
わかりやすさ: 30〜1時間
あの「いただきストリート」がニンテンドーDSにやってくる!
「いただきストリート(いたスト)」とは、「ドラゴンクエスト」の作者として知られる堀井雄二氏がゲームデザインを手がけたボードゲームシリーズである。
中でも、2004年に発売された「ドラゴンクエスト&ファイナルファンタジー in いただきストリートSpecial」は、日本の二大ゲームメーカー「スクウェア」と「エニックス」が合併した直後に発表されたこともあり、記憶に残っている人や、このゲームをきっかけに「いたスト」を遊んだ人も多いのではないだろうか。
最大4人まで遊べるパーティゲームとしての楽しさに加え、スゴロクと経済の面白さをミックスした奥の深いゲーム性が幅広い層から支持を受け、今まで数多くのハードで発売されてきた。
そんな人気の高い「いたスト」シリーズの最新作が、とうとうニンテンドーDSにやってくる。それが本作「いただきストリートDS」なのである。
目標は「お金を稼ぐ」ただそれだけ!
「いただきストリートDS」の説明の前に、まず「いたスト」というゲーム自体の説明をしよう。
「いたスト」の目標は、いたってシンプル。「サイコロを振ってお金を稼ぐ」ただそれだけだ。だがしかし、その「お金を稼ぐ」方法の多彩さこそが、このゲームを奥深いものにしている最大の要因だ。
一番簡単なお金の稼ぎ方は、サイコロを振ってマップ上の規定のマスを周り、スタート地点である「銀行」マスに戻ってくることだ。そうすることで「賞金」が獲得できるが、それだけでは勝つことができるほどこのゲームは簡単ではない。より効率的にお金を稼ぐ必要がある。
その方法とは、止まったマスにある店を買い、自分の店にしてしまうことだ。このマスに他のプレイヤーが止まったら、そのプレイヤーから買い物料をもらうことができる。さらに、同じエリアにある店を買い占めたり、増資をすることによって買い物料をさらに上昇させることができる。こうやって相手から買い物料をもらい、さらに自分の店の価値をどんどん上昇させることが、このゲームの一般的なお金の稼ぎ方だ。
それでは、サイコロの目が悪くて止まりたいマスに行けなかったり、自分の店に誰も止まってくれないプレイヤーは、指をくわえて見てるだけしかないのか? ――と、言うとそうでもない。「株」を購入することで、サイコロが悪いプレイヤーも充分優勝を狙えるバランスになっているのだ。
ボード上にある「銀行」のマスで買える「株」は、各エリアごとの種類が存在している。その価値は、対応するエリアのお店の価値に等しい。つまり、自分のお店があるエリアの「株」をたくさん買い占め、対応するエリアへ大量の増資をしてお店の価値を高めれば、「株」の価値もまた再上昇。頃合いを見て「株」を売り払えば、誰もマスに止まってくれなくても大金が手に入る仕掛けになっているのだ。
とは言え、他のプレイヤーも黙ってそれを許してはくれない。価値が高くなりそうなエリアの「株」をみんな買い始めたり、独占を狙ってあえてマイナーなエリアの店を買い占めたり……。「株」が絡むことで、複数のプレイヤーの思惑が絡み合い、奥深さが増しているのだ。
――以上が「いたスト」の主なルールである。一見複雑に感じるが、このシリーズは毎回丁寧なチュートリアルが用意されている。
特に「いただきストリートDS」は、低年齢層にも普及しているニンテンドーDSでの発売ということもあり、今まで以上にルールを分かりやすく教えてくれるはずだ。
今まで「いたスト」シリーズに触れたことのない人も、この名作ボードゲームを、ぜひこの機会に体験して欲しい。
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