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ドンキーコング ジャングルクライマー
 

本気でGAME TALK!《第1回》

五賀和巳   GameSpot Japan編集部
公開日時:2007/09/18 21:53

 みなさん、こんにちわ。
 このたび、GameSpot Japanで記事を書かせてもらうことになりました五賀和巳です。
 今回から始まりました「本気でGAME TALK!」は、文字どおり本気でゲームを語ろうというコーナーです。どこまで続くかわかりませんが、どうぞ温かい目で見守ってくださいね。

 それでは、さっそく本題にまいりましょう。
 第1回目は「ドンキーコング ジャングルクライマー」です。

ドンキーコング ジャングルクライマー〜操作ルールの斬新さ〜

ドンキーコング ジャングルクライマー

 「ドンキーコング ジャングルクライマー(以下、ジャングルクライマー)」は、ご存じ「ドンキーコング」シリーズの最新作。
 最初、ボクがこのタイトルをプレイして思った感想は、“すごく斬新な操作方法を採用しているアクションゲームだなぁ”というものでした(ちなみに前作にあたるGBA用「ぶらぶらドンキー」は未プレイです。スミマセン)。
 あ、先に断っておきますと、「LRボタンをメインに使うから斬新だって言いたいんでしょ、知ってるよ」という話ではありませんよ。たとえメインでLRボタンを使ったとしても、従来のアクションゲームのようにLRボタンで直接ドンキーコング(以下、ドンキー)を移動させるものだったら、そんなに斬新に感じることはなかったことでしょう。
 でも、そうではなかったんです。
 「ジャングルクライマー」というゲームは、LRボタンを押したり放したりするタイミングを計ることでドンキーを動かすというシステムだったのです。

ドンキーコング ジャングルクライマー 操作は斬新ですが、そこは任天堂。少しずつ学んでいけるようになっています。

 ……といっても、それだけではプレイしていない人にはどんなゲームかわかりませんね。もう少し詳しくゲームシステムについて説明しましょう。
 このゲームは、ひと言でいうなら「クルクルランド」の発展系ではないでしょうか(たとえが古いですね、スミマセン……)。

 ドンキーは、Lボタンで左手付近のトッテを、Rボタンで右手付近のトッテをつかみます。それぞれの手でガッチリとふたつのトッテをつかむこともできますが、トッテをひとつしかつかんでいないときはそのトッテを軸にグルグルと回転し続けます。
 そしてドンキーを移動させるには、基本的に、回転中のドンキーが進みたい方向を向いた瞬間にトッテから手を放せばいいというわけです。

 Lボタン(またはRボタン)でトッテをつかんだままグルグルグルグル。そして、タイミングを計ってピョーンと別のトッテに移動。
 またグルグルグルグル。そしてピョーン。
 基本的にはこれの繰り返しなのですが、それがまあなんとも難しい!
 あまりの難しさに、プレイを始めて数分で“なんて斬新な操作なんだ!”とすっかり感心してしまいました。

ドンキーコング ジャングルクライマー ドンキーコング ジャングルクライマー
写真ではわかりづらいですが、ドンキーはトッテ(この場合はトウモロコシの粒)を軸にグルグルまわっています。 LRボタンを使って、落ちてくるバナナをつかむミニゲームなんてのもあります。練習にどうぞ。

 ボクも、もうかれこれ20年以上はゲームをプレイしています。まがりなりにもゲーム関連の記事を書くことで生計を立ててもいます。いまとなっては、アクションゲームで、敵もいなければ地形も単純な場所でやられるなんて凡ミスはほとんどしません。
 そのボクが、ところかまわずミスをしまくる斬新さ。これでは、まるでゲーム初心者です。

 ボクが目指す次のトッテは、画面右斜め上。いまドンキーがつかんでいるトッテの真下には、落ちればやられてしまう穴が。回転しているドンキーをじっと見続けてタイミングを計り、えいっとジャンプ。
 しかし、ボクのドンキーは見事、真下の穴に向かってまっしぐらにダイブ。

 ……こんなことも日常茶飯事です。

 でも、ちょっと考えてみてください。
 たしかに、従来の操作ルールから離れたシステムはなかなか手強いです。これまでの経験を生かすことができませんから。
 しかし、ゲームとは――とくにアクションゲームとは、トライアンドエラーで操作を克服するのも楽しみのひとつではなかったのでしょうか。少なくともボクはそう思ってます。
 にもかかわらず、最近は暗黙の操作ルールにのっとって制作されるゲームの多いこと多いこと。PSやXboxのタイトルはいわずもがな、Wiiのタイトルだって操作ルールは従来と同じものがほとんどですし、ニンテンドーDSのタイトルも同様です。
 その点、操作方法の根本から差別化をはかったこの「ジャングルクライマー」は、操作自体に挑戦する楽しみがあります。これぞまさに“アクションゲーム”と呼ぶにふさわしいのではないでしょうか。

ドンキーコング ジャングルクライマー ボスの攻撃を臨機応変に避けるには、相当熟練しなければなりません。

 えーと、なんか褒めてばかりですと気持ちが悪いので、ここらで問題点もいくつか。
 まず、タイミングよくトッテをつかんだり放したりするゲーム性であるため、ひとつひとつの移動に時間がかかってしまいがちなのはやや問題ではないでしょうか。とくに、操作に慣れないあいだは移動に手間取ってしまい、結果として爽快感が得られにくいものになってしまっています。
 また、ボス戦であっても前述の方法で移動することになるのですが、この移動方法では敵の攻撃をかわしながら戦うのはさすがにちょっと無理がないか?というのも本音です。といっても、こちらはボクの個人的な感想ですが。

 まあ、ただどちらの問題点も些細なことですね。だって、プレイヤーが上達すれば解消されることなのですから。
 それよりもボクとしては、常識にとらわれずに操作ルールひとつから新たなものを作りだそうとするこの姿勢こそ、とても大切なことだと思います。


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タイトル情報

ドンキーコング ジャングルクライマー ドンキーコング ジャングルクライマー
パブリッシャー: 任天堂
デベロッパー:
プラットホーム: DS
発売日: 2007/08/09
価格: 4800円
GSスコア
-
ユーザースコア
7.5
(1 票)
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コピーライト: (C) 2007 Nintendo/Paon

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デベロッパー:-
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価格: 7329円(税込)