「ロード オブ ヴァーミリオン」全国公式大会の初代王者が決定--トークセッションでは植松伸夫氏が登場
スクウェア・エニックスは2009年1月11日、アーケードゲーム「ロード オブ ヴァーミリオン」全国公式大会「OVER the LORD〜第1章 狂宴への招待状〜」の決勝大会を、東京品川プリンスホテル ステラボールにて開催した。
この大会は本作初の公式大会として、2008年11月1日より全国128店舗にて一次予選が開催。そしてエリア大会の二次予選を通過した精鋭24名によって決勝大会が開催された。会場では定員1200名ということだったが、早々と満員となり入場規制が行われるなどプレイヤーの注目度の高さが伺えた。
トークセッションではプロデューサー柴貴正氏と、コンポーザー植松伸夫氏が登場
熱戦の合間にはトークセッションが設けられた。登壇したのは本作プロデューサーの柴貴正氏と、音楽を制作したコンポーザーの植松伸夫氏。
トークセッションでは、植松氏が「年末にはうどんを打った」などゲームとは離れた雑談から始まり、観客の多さに驚くなどざっくばらんなトークが展開。そして柴氏が質問をする形で、本作の音楽について触れられた。
本作の音楽作りや意識した点について植松氏は、ゲームセンターで遊ぶゲームと聞いて、静かな音楽やソフトな音色だと埋もれてしまうので、多少なりとも尖った、耳につきやすい音楽を意識したという。
その意識した結果が「ロック」だという。植松氏は「ロックというジャンルは一番便利で、激しいものにしてもいいし、バンドとオーケストラを一緒にしてもいいし、バンドの編成をバックにバラードにしても許される。ロックというジャンルを使えばなんでもできるので、ロックというのは意識してました」と語った。
そんななか、ボーカル曲については唯一の抵抗と植松氏はコメント。「ほかの曲はガツガツ、トゲトゲした音色とかが多いなか、これはエンディングに流れると聞いたのでバラードにさせていただいた」とのこと。柴氏が「歌ものが好きですよね?」と質問すると、「好きなんだよね。バイオリンもギターの音色もいいけど、美しい人の声が聞こえるとそれだけで説得力がある」と語った。
植松氏の2009年について、もう仕事の予定が詰まって手一杯の状態だという。「仕事ばっかりでは引き出しがからっぽになってしまう。その状態でさらに仕事してもいいものが作れないので、そろそろ仕事を減らしてほかのことをしたい」と語ったあと、したいこととして挙げたのは、なんとオカルト的なことを調べたいという。それについては「幽霊とかUFOとか、話は聞くけど本当か嘘か誰も示してくれないから自分で調べてみたい。人の話を聞くだけではなく体験をしたい。自分で体験して確信するということが重要かなと思ってます。情報はネットでもいっぱいあるけど、本当かもしれないけど、嘘かもしれない。だから、自分が体験して確かめたことを信じたい」と理由を説明した。
今回サントラCDも発売となっていたのだが、その聴き所については、いくら尖った曲にしているとはいえ、ゲームセンターでは聞こえないいろんな音を詰め込んでいるという。そこを聞いてほしいとアピールしていた。
最後に今年の抱負として植松氏は「今年の仕事を頑張ります」と一言残してトークセッションを締めくくった。
激戦を制し、初代王者に輝いたのは全国ランキング1位の新藤景選手!
24人の精鋭による戦いは、全てが見所といっても過言ではない対戦ばかりが見られた。準々決勝では全国対戦通算ランキング1位(2009年1月10日時点)の新藤景選手と、同ランキング2位の栄斗選手が直接対決。さらには決勝大会進出者で唯一の女性プレイヤーであるエヴァンゼリン選手も勝利を上げる健闘を見せていた。
注目の決勝はその新藤景選手と、神無月@超ノーマナー選手で争われた。お互いにアルカナストーンゲージを削りあう展開に。そして優勝したのは新藤景選手。ふたりにはアルカナストーンのトロフィーが贈られ、新藤景選手には特殊称号「狂乱神」が、そのほかの決勝大会進出者には「狂乱の使途」が贈られた。
優勝した関西Bエリア代表の新藤景選手(左)と、準優勝の東海Bエリア代表の神無月@超ノーマナー選手(右)
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